医療事務の面接、よく聞かれることは?回答例を紹介!
医療事務の面接、よく聞かれることは?回答例を紹介!
突然ですが、面接は得意ですか?あまり得意ではない方が多いのではないでしょうか。でも、仕事を始めようと思ったら、面接は避けては通れないものですよね。苦手な面接も事前に準備をしておけば、大丈夫。今回は、医療事務の面接にスポットを当てます。
【目次】
医療事務の面接で質問されることベスト5!
どんなことを質問されるのか気になる方も多いはず。事前にある程度回答を考えておくことができたら、落ち着いて受け答えできますよね。ここでは、質問されることの多い項目ベスト5と、その答え方のポイントをご紹介しましょう。
■面接質問項目その1:志望動機
必ず質問されるのは、医療事務の仕事を選んだ理由と受験先の医療機関を選んだ理由です。この質問の答え方のポイントは、どちらも動機を明確にすることです。医療事務の仕事のどんなところに魅力を感じたのか、また応募先の医療機関のどんなところにひかれて選んだのかをしっか伝えましょう。質問の答えを事前に用意しておくことは大切ですが、文章で丸暗記するのはNGです。当日緊張してしまい、覚えたことを忘れてしまう場合もあるので、箇条書きで覚えたり、キーワードを単語化して記憶しておくといいでしょう。
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■面接質問項目その2:前職について
転職や復職などの場合、前職はどんな仕事に携わっていたのか、また辞めた理由などについて質問されます。この時、辞めた理由を答えるだけでなく、前職で学べたことやその経験をどう活かしていきたいかなども付け加えると、仕事に対する前向きな姿勢ややる気をアピールできます。
■面接質問項目その3:パソコンのスキル
医療事務の仕事ではパソコンは欠かせないため、スキルの有無について質問されることもあります。まったく経験がないと答えてしまうとマイナスになってしまうので、仕事として経験がなくても、『ワードやエクセルの操作はできる』、あるいは『週3日程度はパソコンを使っている』など、ある程度操作できることを付け加えましょう。
■面接質問項目その4:医療事務の心構え
『医療事務にとって大切なことはどんなことだと思いますか』と言う質問をされることもあります。医療事務経験者は、経験から答えを導き出すことができますが、未経験者の場合は、人の命に関わる仕事だと言うことを強く意識した上で仕事にのぞむ姿勢を持っていることなどをアピールしましょう。
■面接質問項目その5:質問編
面接官に質問する際の具体例についてご紹介します。
質問する際は、入社後をイメージした内容を聞くとやる気をアピールすることができるでしょう。
例
「1日の働き方について時間の流れなどを教えてください。」
「働く前に習得しておいた方がよいスキルや資格があれば教えてください。」
また、質問によって勤務先をしっかりとリサーチしていることをアピールすることも可能です。
例
「御院の理念には患者さんファーストとありますが、患者さんとの関わりで心がけていることなどありましたら教えてください。」
このような質問をすることで、面接官へ働きたい強い意志が伝わるでしょう。
大きな病院とクリニックでは、面接にこんな違いがあります!
総合病院や大学病院など、規模の大きな医療機関の場合、面接を担当するのは人事課長や医療事務課長の場合が多いです。クリニックの場合は主に医院長が面接を行なう場合が多いです。また、質問内容も、大きな病院の場合は医療の専門知識を持っているかなど、即戦力としての能力を問われることがあります。それに対してクリニックでは、通勤時間や勤務が可能な時間など、比較的パーソナルなことを質問されることが多いです。
一般的な質問も多いですが、質問に専門用語があったり、PCスキルや電子カルテ操作経験などを聞かれることもあります。未経験だと回答に困ってしまうこともあるかもしれません。また、医療事務の求人は、経験者を優遇するケースが多いのは事実。でも、資格を持っていれば、未経験でも即戦力としての知識を持っていることの証明になります。就職を有利にするのはもちろん、医療事務の資格は持っていれば、全国どこでも就職できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
医療事務の面接を突破するポイント
ここでは、医療事務の面接で好印象を与えて突破するためのポイントをご紹介します。
ポイント①:コミュニケーション能力をアピール
まずはコミュニケーション能力をアピールしましょう。医療事務は患者さんと関わる機会も多く、病院の顔ともいえる存在です。そのため思いやりがあって明るい、人当たりの良さが求められます。コミュニケーション能力の高さをアピールするために、面接官と話をする際にはしっかりと相手の目を見ながら話すことが大切です。また、受け答えする際は笑顔で親しみのある雰囲気をアピールしましょう。
ポイント➁:清潔感を大事に
また、医療事務が働くのは、病院やクリニックですから清潔感が大切です。面接の服装は、スーツなどフォーマルなものを選びましょう。衣類はしわや汚れに気をつけるのはもちろん、派手すぎるものも清潔感を損ないます。メイクや髪型も派手すぎるものはNGです。ネイルは禁止の職場も多いため、面接の際も避けた方がよいでしょう。
ポイント➂:事前の勉強と保有資格でやる気をアピール
面接を突破するポイントとして、資格や専門用語の知識を身につけておくこともおすすめです。医療事務の仕事に必須になる資格はありません。しかし医療現場という特殊な環境から、認定資格やパソコンスキルを保有していると選考の際に有利になることもあります。
医療事務の仕事は未経験者でも応募可能な求人があります。未経験者であっても専門用語について勉強しておくことで、応募先に対して即戦力となれるアピールができるでしょう。また、資格を取得していなくても、今後取得する予定がある場合には面接官に伝えておくとやる気が伝わります。
記事まとめ
ここでは医療事務の面接でよく聞かれることや、面接を突破するためのポイントについてご紹介してきました。面接は緊張しますし、何を聞かれるのか、どのように答えたらよいのか不安になることも多いことでしょう。質問されやすい内容を参考に、あらかじめ答える内容を用意しておくと安心です。
医療事務の仕事は人当たりの良さや、清潔感、やる気の有無が大切になってきます。資格やスキルも大切ですが、面接官に好印象を与えることができるよう心がけましょう。
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