医療事務の自己PRを書くポイントと例文を解説

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医療事務の自己PRを書くポイントと例文を解説

事務職と言っても、医療事務は一般事務とは異なり、仕事の幅が広く、現場では専門性の高い業務に携わります。そのため、採用サイドは、適応能力や人間性がその病院、あるいは医療事務に向いているかを判断するため、個人の能力や個性、適正などをアピールする履歴書の自己PRは、重要視しています。そこで今回は、医療事務として医療機関で従事したいと考えている方のヒントとなるような、自己PRの書き方のポイントと例文をご紹介します。

 

面接を受ける女性

 

【目次】

医療事務にはどんなスキルが求められるの?

自分の“強み”を上手にアピールしよう!

未経験から医療事務に転職する場合に押さえておきたいポイント

例文紹介

記事まとめ

 

 

医療事務にはどんなスキルが求められるの?

 

医療機関で事務業務を行うのが医療事務。その仕事は幅広く、患者様の受付や会計業務、保険組合に請求するレセプトチェック、さらには病棟でのクラーク業務や入退院の事務業務に加え、ドクターや看護師がスムーズに医療行為を行えるようサポートするケースもあります。そのため、現場では様々なスキルが求められます。ここでは自己PRをまとめる際の大きなポイントにもなる「医療事務としてこんなスキルをアピールすると有利!」という3つのスキルをご紹介しましょう。

 

■パソコン力

医療事務の仕事をする上で、パソコンは必要不可欠です。カルテの作成や会計、レセプトなど、医療事務の仕事では様々な場面でパソコンが使われています。そのため、パソコンに関する資格を持っていれば大きなアドバンテージに。また、資格がなくても、ワードやエクセルなどのソフトを使いこなせる、あるいはパソコン操作の経験がある場合は、大きな強みになります。

 

■コミュニケーション力

患者様が最初と最後に接する医療事務は、医療機関の印象を決める「病院の顔」と言われています。さらに、患者様だけでなく、医療事務スタッフや医師・看護師など、多くの人と関わる仕事だけに、コミュニケーション能力がある場合は、大きな強みになります。「人と接するのが好き」あるいは「接客業の経験がある」など、コミュニケーション能力の高さをアピールすると効果的です。

 

■対応力

医療事務は常に臨機応変に対応しなければならないため、対応力も必要です。対応する対象が一般の人ではなく、怪我や病気を抱える患者様となるため、常に一人ひとりの状況や状態に合わせた対応が求められます。命に関わる現場で仕事をしているという自覚をしっかり持っていること、機転を利かせた対応ができる能力があることを大いにアピールしましょう。

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自分の“強み”を上手にアピールしよう!

 

自分が医療事務の仕事に向いていることをアピールするためには、自分の強みを武器にするのが効果的です。「自分の強みがよくわからない」という人は、客観的に自分を見てくれている家族や友人など、周りの人に聞いてみるのも手。また、短所をから長所を探すという方法もあります。例えば、「人見知り」なら、「コツコツと頑張るタイプ」や「忍耐力はある」など言い換えることで、自分の強みになることも。さらに、前職で培ったスキルを強みにするのも効果的です。前職がたとえ、医療関係ではなくても、仕事を通して経験し、得られた知識や能力を医療事務の仕事でどう活かせるかを絡めることで、医療事務としてのて強みをアピールできます。

 

 

未経験から医療事務に転職する場合に押さえておきたいポイント

 

未経験の場合は、経験者に比べると即戦力としての評価が低くなってしまうため、不利になってしまうのでは・・・と不安に思う方もいることでしょう。でも大丈夫!未経験者の場合は、医療の仕事への熱意や仕事に対する積極的な姿勢をアピールしましょう。また、前職で身につけた知識やノウハウも、経験者には負けない強みになります。営業職ならコミュニケーション能力や対応力、パソコンのスキルなど、医療人として、また社会人としてのスキルの高さをアピールしましょう。さらに、これから医療の仕事について積極的に学んでいく姿勢を持っていること、また資格取得にも意欲的であることなどをアピールすれば、採用担当者にはいい印象を持ってもらえるでしょう。

 

 

例文紹介

ここでは、医療事務経験者、未経験者、そして新卒者の3つのケースの例文をご紹介します。それぞれ、当てはまる方はぜひ参考にしてみてください。

 

■経験者の場合

誰かの役に立ちたい、それが医療事務の仕事を目指そうと思ったきっかけです。前職ではクリニックで受付や会計などの業務を行なっておりました。常に、患者様の立場に立った対応を行い、入力作業では、速さはもちろん正確さも心がけておりました。患者様からいただく感謝の言葉は、私にとって仕事のやりがいであり、自分の仕事への評価だと考えておりました。笑顔での対応、そして正確な事務処理能力を持っていると自負しております。これからも医療事務のキャリアアップを目指し、貴院に貢献していきたいと思っております。

 

未経験者の場合

私の強みは、コミュニケーション力です。以前は営業職で、年齢層の幅広いお客様と話す機会が多く、相手の方に合わせた会話をすることができました。何気ない会話を通し、お客様に信頼されることも多く「あなたが担当でよかった」という言葉をいただけたこともあります。人間関係を形成する上で何より大切なのはコミュニケーション力です。私はこの強みを貴院でも活かし、患者様とはもちろんのこと、職場でより良い人間関係を築いていきたいと思っております。

 

新卒者の場合

私は責任感が強く、周りをまとめる力あることが強みだと思っています。学生時代、部活でキャプテンを務め、チームが良い成績を残せるよう、チームをまとめるために上級生と下級生の垣根を作らず、チームの雰囲気作りに尽力しました。小さなミスも許されない医療の仕事で、この責任感と人をまとめる力を活かし、貴院の医療活動がスムーズに進むよう、スタッフの皆様と良いチームワーク作りに努力していきたいと思っております。

図1

 

記事まとめ

 

ここでは、医療事務が自己PRを書く時のポイントや例文をご紹介してきました。医療事務ではPCスキルやコミュニケーション能力、対応力が求められますから、それらのスキルや、医療事務として働くための強みをアピールするとよいでしょう。

また、医療事務は未経験でも働くことが可能です。その場合は、医療事務の仕事に対する熱意や、今後医療事務としてどのような展開を考えているかなどをアピールするとよいでしょう。医療事務の経験者、未経験者、新卒者の3つのパターンで例文をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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