今、密かに人気!病院で活躍している看護助手

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今、密かに人気!病院で活躍している看護助手

白衣の天使・・・といえば、看護師さん。そうイメージする方も多いことでしょう。でも今、看護師さん以上に、医療機関で患者様やドクターから必要とされ、なくてはならない存在と言われているのが看護助手です。医療機関にとどまらず、今や介護の分野でも活躍している看護助手。今回はそんな看護助手にスポットを当て、看護師との違いや仕事内容、給与事情に迫ります。

 

 

【目次】

看護助手って、どんな仕事をする人?

看護助手の給料HOW MUCH?

どうすれば、看護助手になれるの?

看護助手の1日

看護助手はこんな人におすすめ!

 

 

 

7月24日③

 

 

看護助手って、どんな仕事をする人?

 

看護助手の主な仕事は、看護師やドクターのサポート。看護師やドクターが医療行為をスムーズに行えるよう、様々なサポートを行います。国家資格を持つ看護師とは異なり、医療行為(採血や点滴など)に携わることはできませんが、看護助手が担う仕事はいくつもあります。医療機関によっても異なりますが、看護助手がどんな仕事に携わっているのか、ここでご紹介しましょう。

 

<看護助手の主な仕事>

 

・患者様の入院に関する記録管理などの事務業務の補助

・病棟の備品管理や整備

・病室の環境整備(居室や廊下、トイレの清掃)

・入院患者様のケア(食事や排泄、入浴などの介助)

・移動補助(病棟から診察室、検査察への移動補助)

・入院患者様の体調管理(食事の摂取量や排泄など)

・医療器具の洗浄・滅菌  など

 

 

看護助手の給料HOW MUCH?

 

看護助手の平均年収は、地域や勤務先の形態(企業規模)などにより異なりますが、ズバリ274万円(「厚生労働省の賃金構造基本統計調査」より)。他の職種と比較すると決して高くはありませんが、勤務形態としてシフト制・交代制が多く、働きやすさや採用年齢の幅広さから、育児後に社会復帰して働いている人が多いのは特徴と言えるでしょう。

 

推定生涯年収と給料の相場をチェック!

 

平均年収をもとに、看護助手の推定生涯年収を算出してみると、約1億412万円(274万円×38年として算出)。ちなみに、福祉系の大学や専門学校で学び、卒業と同時に国家資格である『介護福祉士』の資格や医療関係の資格を取得していたり、現場での経験がある場合は、正社員として就職すると年収は300万円台になることも。給料が高い人の傾向としては、勤続年数が長く経験と実績が基本給に反映されていたり、夜勤が多い(=夜勤手当がプラスされている)、資格を取得している、などがあげられます。

 

雇用形態でも給料は変わる!

 

派遣で看護助手として働く場合は、地域によっても格差はありますが、時給相場は1200~1550円。アルバイトの場合は、時給相場950円~1100円。また、1日の勤務時間が短い、週の勤務日数が少ないなどの時短勤務で働くことができるパートの場合、年収は扶養範囲内の106~130万円となります。派遣やアルバイト、パートであれば、自分の都合の良い曜日や時間帯に働けるため、結婚して家族や子どものいる女性にとって働きやすく、長く続けられる仕事の1つとして、正社員などの常勤の雇用よりも、非常勤雇用を選ぶ方が多いのも特徴と言えるでしょう。

 

 

 

どうすれば、看護助手になれるの?

 

看護助手は国家資格を必要とする看護師とは異なり、資格やスキルが問われないケースがほとんど。では、どうやってなればいいか。直接、病院からの求人を探すという手もありますが、看護助手への一番の近道は、派遣会社に登録することです。看護助手の仕事は基本的に派遣業務になっているため、派遣会社の面接をクリアし、勤務地や勤務時間などの条件に合った医療機関からの求人があれば、看護助手として仕事に就くことができます。

 

 

ココが知りたい!看護助手のメリット・デメリット

看護助手の仕事の内容や給与などを理解したところで、看護助手の仕事に興味を持った方もいるのでは?そこでここでは、自分に看護助手の仕事が向いているかどうかを判断する材料として、看護助手の仕事のメリット・デメリットをご紹介しましょう。

 

<看護助手のメリット>

 

・国家資格や医療の資格がなくても、医療現場の近くで仕事ができる。

・医療の知識はもちろん、薬や医療器具などの知識が身につく。

・経験を積んで資格を取得すると、看護師や介護福祉士へとステップアップする道もある

 

<看護助手のデメリット>

 

・医師や看護師のサポート役となるため、仕事の様々な場面で細やかな配慮が求められる。

・資格や経験は必須ではないものの、現場で医療に関する専門的な知識が求められるケースもある。

・移動や入浴といった介助業務やシーツ交換、病室の環境整備など、体力が必要な業務もある。

 

 

 

看護助手の1日

 

医療機関によっても異なりますが、看護助手の1日の仕事の流れはこんな感じです。

 

8:30

出勤。ユニフォームに着替え、病棟やナースステーションの環境整備。病室を回る際には、患者様に声をかけながら体調チェックなどを行う。

9:30

患者様が入院生活をより快適に送れるよう、病室のシーツ交換を行う。

10:30

ナースステーションでの業務。治療で使った器具の洗浄などを行う。

11:00

看護師やドクターがリラックスできるよう、お茶を入れたり休憩準備を行う。

12:00

食事の準備と後片付け。配膳を行ったり、サポートが必要な患者様の食事介助や下膳、後片付けを行う。

12:30

休憩

13:30

午後は、ベッドメイキングやナースコールの対応、事務作業などが中心に。入浴する患者様が入れば、その介助を行う。

17:00

退勤

 

 

7月24日アップ②

 

 

 

看護助手はこんな人におすすめ!

 

コミュニケーション能力にたけている

 

看護師のサポートを行い、医師や事務職員とのやりとり、患者様のお世話などを行う看護助手に不可欠なのが、コミュニケーション能力。スムーズな意思疎通、何をしてほしいのか感じとる力、相手の気持ちを理解し思いやる姿勢などがあれば、たくさんの方に必要とされるはずです。

 

世話好きな人

 

看護師とは少し違う白衣を着て働いている看護助手。入院したことがある方なら、入院中に看護助手にお世話になった経験を持つ方も多いことでしょう。医療機関では、入院患者様の身の回りのお世話をするのが看護助手なので、誰かの支えになりたい、役に立ちたいと思う世話好きな方には、ぴったりの仕事と言えるでしょう。

 

責任感が強い人

 

ちょっとしたミスが命に関わることもある医療の現場で、さまざまなサポート業務を担う看護助手。それだけに、責任感を持って仕事に携わるのはもちろん、入院患者様の状態や変化に気を配ったり、看護師への報告・連絡・相談をしっかり行うなど、細やかな配慮も必要です。

 

看護助手がいなければ医療の現場は成り立たないといわれるほどニーズが高い看護助手。高齢化社会を迎え、介護の分野でもニーズが高まっているなど、その活躍の場は広がっています。さらに無資格・未経験でも始めることができること、求人件数も多いことから転職しやすいといわれています。

 

看護助手のお仕事は20代30代の方から40代50代と幅広い年齢層が活躍中。無資格・未経験の方でも40代・50代から挑戦している方も多い職種です。今までの家事や育児の経験、接客業等コミュニケーションスキルが活かせるお仕事です。

<看護助手のお仕事内容を動画でご紹介>

 

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