看護助手の資格は必要?メリットや資格の種類をご紹介

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看護助手の資格は必要?メリットや資格の種類をご紹介

今回クローズアップするのは看護助手。看護助手はその名の通り、看護師のサポートをするのが主な仕事です。勤務する場所によって看護補助者と呼ばれたり、看護師助手や看護補助員、ナースエイド、さらにはメッセンジャーなど呼び名は様々。医療の現場でも医療行為を行えないため、求人では経験や資格の有無を問われないケースも多く、「資格は必要ない」と思われがちですが、資格を持っているとやはり仕事をする上では、大いに有利になります。資格を持っているとどんなメリットがあるのか、またどんな資格があるのか、今回は看護助手の資格事情にスポットを当ててみました。

 

【目次】

資格を持っているのと持っていないのとでは、どんな違いがあるの?

どんな資格があるの?

■まとめ

 

資格を持っているのと持っていないのとでは、どんな違いがあるの?

 

無資格・未経験でも仕事に就くことができる看護助手。でも、資格を持っているのと持っていないのとでは、現場での評価が異なります。資格はその分野における能力の高さを証明するものだけに、資格を持っていると即戦力としての活躍が期待されるだけでなく、就職の際には大きな強みになります。その他にも様々なメリットがあるんですよ。

 

<メリットその1> 仕事に対する信頼度が高くなる

看護助手のワークステージは、医療の現場により近い場所となるため、医療の専門用語や医療機器に関する知識・技術を必要とされる場面が多く、あらかじめ専門的な知識を持っていると看護師や医師との連携がスムーズに取れるだけでなく、的確に対応できます。そのため、一緒に働く周りのスタッフから高い信頼を得ることができます。

 

<メリットその2> 自信を持って仕事に携われる

資格取得のための学びで得た様々な知識は、自分の大きな自信になります。そのため初めての職場、初めて挑戦する仕事でも、自信を持って臨むことができます。

 

<メリットその3> 採用の際に大きなアドバンテージになる

資格はその仕事に対する能力の高さや意欲も証明できるので、たとえ未経験でも採用の際に大きなアドバンテージになり、人気の医療機関や希望する勤務先はもちろん、より条件の良い職場に就職することもできます。

 

<メリットその4> 活躍の場が広がる

看護助手の活躍の場は、医療の現場にとどまりません。高齢化社会を迎えた今、介護の現場でもニーズは高まっています。そのため、医療機関だけでなく、介護施設や訪問介護の現場など、幅広い分野で活躍できます。

 

 

11月12日①

 

 

看護助手にはどんな資格があるの?

 

看護助手の資格は2つ。「メディカルケアワーカー」と「看護助手実務能力認定試験」です。いずれも国家資格ではありませんが、看護助手としての能力の高さを証明できる資格です。それぞれどんな資格なのか、ここでは2つの資格について簡単にご紹介しましょう。

 

◼️メディカルケアワーカー

医療福祉情報実務能力協会が認定する看護助手初の民間資格です。1級と2級があり、いずれも合格率は65%前後。試験は2級は年に4回程度、1級は3回程度実施されています。費用は2級が7700円(税込)、1級が8700円(税込)。いずれも受験資格があります。

 

<受験資格>

2級を受験するためには、看護助手として1年以上の実務経験必要(医療福祉情報実務能力協会が規定している実務経験1年以上で、実務経験証明書が必要)です。実務経験がない場合は、医療福祉情報実務能力協会指定の教育機関で、メディカルケアワーカー(R)講座を受講し修了すれば、受験資格が得られます。1級に関しては2級の合格が受験資格となっています。

 

<試験内容>

2級の試験は、学科20問と800字程度の記述問題が出題され、看護助手の役割や看護理論、病気や薬学の知識に加え、敬語や電話応対のマナーなども問われます。1級は2級よりレベルアップし、基礎心理学や看護助手の実技に対する問題が出題されます。

 

◼️看護助手認定実務者試験

全国医療福祉教育協会が認定する資格で、受験資格は特にありません。医療・福祉の講座を受講し、修了後に資格を取得できるケースもあり、比較的取得しやすいと言われています。試験は年3回実施されており、合格率は60~80%。受験費用は一般受験の場合は5,000円(税込)、団体受験の場合は4,500円(税込)です。

 

<試験内容>

学科35問(マークシート)で、正答率6割以上で合格となります。試験では、看護助手業務、役割、患者への理解、基本技術などが問われます。

 

まとめ

医療の分野のみならず、今や介護の分野でもなくてはならない存在として注目されている看護助手。直接治療などの医療行為は行えないものの、人の命に関わる現場で仕事に携わるだけに、多くの人に頼られ、感謝されるやりがいの大きな仕事です。また、看護助手の知識は日常生活の様々な場面でも活かせるだけに、身につけていて決して損はありません。

 

医療の仕事に興味がある、誰かの役に立つ仕事に就きたい、と思っている方は、この機会に資格を取って、看護助手の仕事に挑戦してみませんか?

看護助手のお仕事は20代30代の方から40代50代と幅広い年齢層が活躍中。無資格・未経験の方でも40代・50代から挑戦している方も多い職種です。今までの家事や育児の経験、接客業等コミュニケーションスキルが活かせるお仕事です。

 

<看護助手のお仕事内容を動画でご紹介>

 

 

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