医療事務に転職するなら転職理由ってどう書く?

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医療事務に転職するなら転職理由ってどう書く?

医療事務の仕事は、事務職のなかでも女性に人気があります。
結婚や出産といったライフステージが変わりやすい女性でも、長く働くことができるのは大きな魅力です。
また、医療事務は資格がなくても、未経験でも転職が可能なことも人気の理由の一つでしょう。

転職する際に重要なのが、転職理由です。倍率の高い医療事務に採用されるため、良い印象を与える理由が望ましいでしょう。
ここでは、医療事務に転職する際にどのような理由を書けばよいのか、そのポイントと例文をご紹介します。

【目次】

医療事務に転職することになった時、どう転職理由を書くと良い?

よく使う医療事務の転職理由

医療事務の転職理由の答え方例

まとめ

 

・医療事務に転職することになった時、どう転職理由を書くと良い?

医療事務に転職する場合、どのような理由を書くと良い印象を与えることができるのでしょうか。
転職理由として伝えた方が良いことは、「なぜ医療事務の仕事を選んだのか?」、「なぜこの職場を選んだのか?」、「医療事務として生かせるスキルはあるのか?」などです。

医療事務の仕事を選び、将来的に目指したいものなど、長期的な目標があることをアピールしましょう。
長く働きたいと思っていることが伝わると採用されやすくなります。
また、志望する病院やクリニックの特徴、基本理念を把握しておくことも大切です。
予めホームページを確認しておきましょう。

医療事務としての経験の有無によって、アピールするポイントも変わってきます。
いかに前職での経験を活かすことができるかもアピールポイントです。

慰労金コラム②

・よく使う医療事務の転職理由

医療事務に転職する理由は、経験の有無や、総合病院やクリニックなど各勤務先によっても変わってきます。

ここでは、よく使われる転職の理由についてご紹介します。

医療事務経験者の場合

医療事務として働いたことがある場合は、前職とは違った経験からスキルを伸ばしたいという理由がよく使われます。
例えば病院勤務を経験した場合は、分担制での業務を経験してきたので、クリニックで幅広い業務に対応できるスキルを磨きたいなどの理由がおすすめです。
医療事務が活躍する場には、病院やクリニック、調剤薬局などがありますが、それぞれの職場によって業務内容が違います。
違う分野で働くことによって、今まで培った知識を活かしながら、経験したことのないスキルを学び、自分を高めたいという向上心を伝えられるとよいでしょう。
今まで医療事務として働き培ってきたことを、この医療機関でどのように活かしたいか伝えることも大切です。

また、医療事務は経験者が優遇されやすいですが、前職を辞めた理由というのも指摘されやすい点です。
経験を活かして即戦力となれることをアピールするとよいでしょう。
仕事内容や人間関係など、マイナスな理由で辞めたことを伝えるのは印象が悪くなってしまいます。
前職場での不満などは伝えないようにしましょう。

医療事務未経験者の場合

医療事務が未経験の場合は、今まで培ってきたスキルを応用し、新しいことを学びたいという理由がよく使われます。医療事務以外の事務職で働いていた場合は、医療事務でも応用できるスキルがありますので、そのスキルをさらに高めたいというのもおすすめの理由です。
医療事務は一般的な事務に比べて、患者さんと接することが多く、「人の役に立ちたいから転職する」という理由も多くあります。
医療事務で働くうえで、なぜ興味や関心をもったのか、転職したいと思ったきっかけについても転職理由として使えるでしょう。 

異業種からの転職理由

医療事務も一般的な事務も経験したことがない場合は、どのような転職理由が多いのでしょうか。
医療事務に転職する大きな理由として、専門性の高い仕事がしたいというのが最も多い理由です。
医療事務は、人の命に関わる医療現場で働くことができる仕事です。
患者さんとの関わりから、直接感謝の言葉を伝えられることも多く、大きなやりがいを感じることができます。
「やりがいのある仕事がしたい」という理由もよく使われます。
異業種であっても、接客や販売で培ったスキルを活かして、多くの患者さんをサポートしたいという趣旨を伝えることもおすすめです。
人のお世話が好き、人と関わることが好き、などをアピールポイントとしてみるとよいでしょう。

しかし、一般的な職種に比べ医療事務は給与が高いからという理由や、前職への不満などを理由にするのはNGです。
医療事務の仕事は、大変なことも多く責任のある仕事です。
軽い気持ちで転職しようとしていることが伝わると採用されにくいでしょう。

 ・医療事務の転職理由の答え方例

ここまでは、医療事務への転職理由としてよく使われることについて紹介してきました。

次に、面接などで聞かれた際どのように応えたらよいか、例文をご紹介します。
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 病院からクリニックの医療事務への転職理由の答え方例

私は今まで、規模の大きな病院で5年間、医療事務として働いてきました。
主に受付窓口で勤務しておりましたが、分担制のため経験できることの幅が狭く、もっと幅広い知識や技術を学びたいと思っています。
また、規模の大きな病院では、患者様一人一人と接する時間がほとんどなく、多忙なことから流れ作業的な仕事しかできないことも残念に感じていました。
貴院では地域に密着した医療を提供しており、患者様一人一人と関わり対応できることに魅力を感じ応募致しました。
クリニックでは、医療事務の仕事だけでなく診療補助など幅広い経験ができると聞きます。
受付から診療補助、会計と一貫したサポートで、患者様が安心できる環境をつくれるよう努力したいと考えております。

クリニックから病院への転職理由の答え方例

私は内科クリニックで4年間勤務していました。
内科クリニックでは、幅広い業務をこなしスキルを身に付けることができたと思っています。
しかし、さらなるステップアップを目指したいと考えるようになりました。
大規模な病院では、受付や会計、レセプト業務だけでなく、クラーク業務もあると知りました。
今まで経験することのできなかった病棟クラークや外来クラークなどを経験することで、より医療現場での専門的な知識を学びたいと思っています。

貴院には出産時にお世話になりましたが、窓口での対応がとても素晴らしく、行き届いた教育がされていると感じました。
私も、ぜひこちらで知識や技術を深めながら、患者様に寄り添った医療事務の仕事をしたいと考えています。

 異業種から医療事務への転職理由の答え方例

私は一般的な事務職として10年間勤務していました。
書類作成やデータ入力、伝票整理、備品管理や電話・メールの対応などを中心に行ってきました。
事務職として10年間続けてきましたが、何かもっとやりがいを感じる仕事がしたいと考えるようになったのです。
体調を崩し貴院に入院した際に、医療従事者の方々に温かく接していただき、とても安心感を覚えました。
それがきっかけで、医療現場で働いてみたいと思ったのです。

医療事務医療現場で働くのは初めてですが、今まで一般事務として培ったパソコンスキルなどを活かし、医療事務としてスキルアップしたいと考えています。
現在は資格など有しておりませんが、医療事務に役立つ資格を取得したいと考えております。
病棟クラークとして働くことを目標としているため、貴院のような総合病院で働くことを希望致します。

 ・記事まとめ

医療事務に転職するために良く使われる理由や、実際に転職理由としての答え方についてご紹介しました。
医療事務の求人のなかには、無資格、未経験でも可能なものもあります。
そのため、異業種からの転職先としても人気があります。

医療という専門性の高い職場で働くことができる医療事務の仕事は、スキルアップを望む人にとっても魅力的に感じるでしょう。
当然のことながら、求人への応募は倍率が高くなるため、その中でいかに自分をアピールできるかが大事です。

転職理由は退職理由にもなりますから、内容によってはマイナスなイメージを持たれかねません。
転職理由を伝える際には、ここでご紹介したポイントを参考にしてみてください。

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