看護助手に向いている人の特徴とは?

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看護助手に向いている人の特徴とは?

看護助手は医療的な資格がなくても、病院やクリニックで働くことができます。
一般的な仕事をしているけれども、やりがいを感じる仕事がしてみたい、医療に携わる仕事がしてみたいと転職を検討されている方もいるでしょう。

しかし、医療現場という特殊な環境で働くことに、不安を感じる人は少なくありません。
看護助手とはどのような仕事なのかご説明します。
また、看護助手は特別な資格など必要としませんが、どのような人が向いているのか特徴をご紹介します。

【目次】

・看護助手ってどんな仕事?

・看護助手に向いている人の特徴5選

・看護助手に向かない人の特徴とは?

・職場ごとにおける向き不向きの特徴

・向き不向きはどのように影響する?

・記事のまとめ

 

コラム医事8月27日②

 

看護助手ってどんな仕事?

看護助手は、主に病院やクリニックといった医療現場で看護師をサポートすることが仕事です。
看護師が不足していることから、看護助手がサポート業務を行うことによって、看護師は専門的な仕事に専念することができます。
そのため、需要の高い仕事でもあります。

看護助手は資格が無くても働くことができるため、仕事内容に医療行為は一切ありません。
看護師の指示に従い、患者さんの食事のお手伝いや、トイレの介助、移動をする際の介助を行うなど、患者さんの身の回りのお世話が多くあります。
さらに病室で患者さんが過ごしやすいよう環境を整えるために、清掃やシーツ交換なども行なっています。

また、医療現場で使用される物品の洗浄や準備、補充なども看護助手の仕事です。
看護助手が働く職場によって、業務の幅が違い仕事内容は変わってきます。
クリニックのようにスタッフが少ない場合は、看護師のサポート業務だけではなく、事務のサポートなど関わる業務が幅広いこともあります。

 

看護助手に向いている人の特徴5選

看護助手は資格や経験が無くても働くことはできますが、やはり向き不向きというものはあるものです。
ここでは、看護助手に向いている人の特徴についてご紹介します。


コミュニケーションが好き

看護助手は、患者さんの見回りのお世話をすることが多い仕事です。
そのため、患者さんと関わる際に必要とされるのがコミュニケーション能力です。
患者さんと信頼関係を築き、スムーズに治療が行われるためにもコミュニケーションを取ることが求められます。

また、看護師などのサポートを行うのが仕事ですから、スタッフと円滑にコミュニケーションが取れる人は働きやすいでしょう。
コミュニケーションが好きな人は、看護助手に向いていると言えます。

人の役に立ちたい

看護助手の仕事は、病気によって身体機能が不自由になった患者さんの身の回りのお世話が中心となります。
そのため一般的には汚いと思われるような仕事もあります。
そういった仕事は、人の役に立ちたいと考えている人でなければ積極的にはできません。

力仕事など大変なことも多いですし、ナースコール対応など忍耐が必要なことも多い仕事ですから、人の役に立ちたいと考える人に向いている仕事です。

体力がある

看護助手は、入浴の介助やおむつ交換、体位変換など、自由に体が動かせない方を介助する仕事が多くあります。
シーツ交換や環境整備など、一日中体を使って仕事をすることから、体力に自信がある人に向いている仕事と言えるでしょう。

臨機応変に動ける人

看護助手は、看護師の指示に従って働いています。
病気を治療している患者さんは突然急変することがあります。
そういった時に、すぐに看護師に報告し対応するなど、臨機応変に動けることが必要です。

医療現場では緊迫した事態も起こりますから、患者さんの命を守るためにも指示されたことだけでなく、状況を判断し臨機応変に仕事ができる人が向いているでしょう。

向上する意欲がある

医療的な資格がなくても働くことができる看護助手の仕事ですが、医療的な知識がいくらかあることでスムーズに仕事ができることもあります。
日々の仕事のなかで疑問に思ったことをすぐに調べ、新しいことにチャレンジしようとする向上心のある人は、看護助手としてスキルアップ、キャリアアップしながら働き続けることができるでしょう。

 

看護助手に向かない人の特徴とは?

無資格や未経験で看護助手として働くことは可能ですが、医療現場での仕事に不安を感じる人もいるでしょう。ここでは、看護助手に向かない人の特徴をご紹介します。

 

特徴①:コミュニケーションをとるのが苦手な人

看護助手は患者さんの身の回りのお世話が多くあります。そのため患者さんとの信頼関係を築くため、コミュニケーションは必須です。
患者さんだけでなく看護師など医療従事者ともコミュニケーションが必要になるため、コミュニケーションをとるのが苦手な人は向いていないでしょう。

特徴②:責任感のない人

看護助手の仕事は看護師の指示に従って行います。看護師が専門的な業務に専念できるようサポートするため、責任をもって業務をこなさなくてはなりません。
患者さんの生命に関わることもあるため、責任感のない人は向いていません。

特徴③:臨機応変な対応が苦手な人

看護助手の仕事は患者さんが相手になりますから、急変などに遭遇することもあります。イレギュラーなことが多い仕事ですから、臨機応変に対応することが求められます。
咄嗟の判断と行動ができなければ、命に関わることもあるため、臨機応変な対応が苦手な人には不向きです。

 

職場ごとにおける向き不向きの特徴

看護助手として働くうえでの向き不向きは、職場によって違いがあります。ここでは、職場ごとの向き不向きの特徴をご紹介しましょう。

 

病院

病院では、さまざまな診療科や検査室があり、病棟もそれぞれの診療科によって分かれています。
病院は規模が大きくスタッフが多いことから分業になっていますが、配属先が多くなります。そのため、どのような配属先でも対応できる柔軟性のある人が向いているでしょう。

逆に、病院に不向きな人の特徴は、責任感のない人や緊張感が苦手な人です。
病院は深刻な病気の人が多く、クリニックでは対応できない重症度の高い患者さんが多くいます。
そのため、急変なども多く緊張感があります。生命に直結することも多いですから、責任感のない人には不向きな職場です。

クリニック・診療所

クリニックや診療所では全体のスタッフの人数が少ないことから、職場全体の業務を協力しながら行っています。
基本的な業務は病院とかわりませんが、受付や雑用なども対応することがあります。そのため、臨機応変に対応できない人には不向きです。

クリニックや診療所では、患者さん以外にもさまざまな職種との関わりが多くあります。
その際に印象が悪いと、クリニックや診療所の評判に関わってくるため、コミュニケーション能力の高い人に向いています。

なお、病院と違い診療所やクリニックは病床が少ないため、看護助手の募集は少ないかもしれません。

 

向き不向きはどのように影響する?

ここまで看護助手の仕事に向いている人、向いていない人の特徴をご紹介してきました。
看護助手として向いている特徴に当てはまるからといって、必ずしも仕事がうまくいくとは限りません。また逆も然りです。
向いている部分を積極的に活かし、不向きな部分は意識的にカバーする努力が大切です。

知識や技術は努力で補うことができますが、向き不向きは自分ではどうにもできないこともあります。
そういった時は、向き不向きをしっかりと自己分析し、自分にあった職場を選んでみるとよいでしょう。

病院のようにしっかりと業務が分担されている場合や、クリニックのようにオールマイティに業務を任される場合があります。
職場によって適性も変わってきますから、諦めずにチャレンジしてみることも大事です。

 

記事のまとめ

看護助手の仕事は、職場によって業務内容が大きく違います。
そのため、職場ごとに向き不向きがあります。
看護助手は、大変と感じる仕事も多く、自分には向いていないかもと悩むこともあるでしょう。

職場が変わると向き不向きの特徴も変わってきますので、自分にあった職場を探してみることをおすすめします。
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