看護助手のお仕事・転職体験談

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看護助手のお仕事・転職体験談

無資格、未経験でも病院などで働くことができる看護助手は、人の役に立つことができるやりがいの大きな仕事です。
そのため、看護助手として働いてみたいと考える人も多くいるでしょう。しかし、医療現場で働く仕事は大変そうなイメージをもつ人も少なくありません。

ここでは、実際に看護助手として働く人の体験談や、転職をした方の体験談をご紹介します。
看護助手として働いてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】
・看護助手のお仕事体験談

・看護助手の転職体験談

・記事まとめ

 


・看護助手のお仕事体験談


看護助手は医療現場での仕事になりますが、看護師の資格を持っていなくても働くことができます。医療的な資格がないことから、看護師の負担を軽減するための介助的な仕事や雑務が中心です。
ここでは、実際に看護助手として働いている方の体験談をご紹介します。

看護助手のお仕事体験談①

私は総合病院で看護助手として働いています。看護助手として働き始めた頃は、戸惑うことも沢山ありました。
とくに、用語がわからず看護師の指示が理解できないことが一番困ったことでした。

分からないことはその都度聞いて欲しいと言われましたが、看護師や先輩の看護助手は常に忙しそうにしています。
そのため質問をしづらいですし、ピリピリした空気が流れているため声をかけづらいのです。

しかし、医療現場ではちょっとしたミスが患者様の命取りになることもあります。
理解できないままに仕事をすることがどれだけ危険かを知り、分からないことはその場で聞いたり、調べたりするようにしました。
そうしていくうちに色々な知識を身に付けることができ、最近ではだいぶ医療用語を理解できるようになったと思っています。

私は介護系の資格もないため、患者様に直接関わる仕事は少ないです。
病棟から検査室に検体やカルテを運ぶ業務や、病室の清掃やベッド周囲の環境整備、ベッドメイキングやシーツ交換が主な仕事内容です。

私が働いているのは内科病棟で、消化器疾患の患者様が多く入院しています。
そのため嘔吐や排泄物でシーツが汚染されることが頻繁にあります。そういった際のシーツ交換も多く、汚物に慣れずキツイと感じることもありました。
しかし、患者様から感謝の言葉を掛けられることも多くあり、働いてよかったと思っていますよ。 

看護助手のお仕事体験談②

私は、看護助手の仕事を始めて2年になります。看護助手として働くために、「介護職員初任者研修」を取得しました。
仕事内容は、食事の介助やおむつ交換、入浴の介助など、患者様の身の回りのお世話がほとんどです。
そのため、患者様とコミュニケーションを取ることが多くあります。

働き始めた頃は、患者様とコミュニケーションを取ることが難しいと感じていました。
患者様の中には深刻な病気を抱えている方も多く、病状について聞かれたり、相談を持ちかけられたりすることが多かったからです。
患者様は看護師と看護助手の違いを理解しておらず、働いている人はみな医療従事者と思っている人もいるのです。

どのように返事をしてよいのか分からず困ることも多くありましたが、最近ではだいぶ慣れてきました。
看護師の対応をよく観察し、先輩看護助手がどのように医療的な発言を避けているのかなどを参考にしています。
自分が不安に感じていると相手にも伝わると言われたので、どんな時も不安な表情を出さないように気を付けています。

最初の頃は患者様から暴言を吐かれたり、無視をされたり、お手伝いさんのように使われることもありました。
しかし少しずつ信頼関係を築けるようになり、心を開いてもらえることに喜びを感じています。

看護助手のお仕事体験談③

私は医療現場で働きたいと思っていましたが看護師にはなれず、外来で看護助手として働き始めました。
資格や経験がないため、病棟の勤務には不安がありましたが、外来であれば無資格・未経験でも働きやすいだろうと思ったからです。
外来では患者様の呼び出しや、カルテ運び、診察の介助などを行っています。

働き始めた頃は、医療現場で働くことに不安もありました。待合室で急変する患者様もいるため、常に観察を怠ることができません。
早く診察してもらいたいからと体調不良を訴える人もおり、訴えが無くても早く診察した方が良い患者様を、ようやく判断ができるようになってきました。

看護助手として働き始めてから、体調管理にも難しさを感じています。外来には感染症の患者様が多く来院されます。
マスクや手洗い、うがいなど気を付けているのですが、頻繁に感染症をもらってしまうのです。
発熱があると勤務できないため、他のスタッフに迷惑をかけてしまうのがとても申し訳なく思います。

感染症の患者様が増える時期は、自分自身も体調を崩しやすく、体調管理が大変です。
先輩には、体調管理も仕事のうちと言われるので、体調不良の連絡をするたびに肩身が狭いですね。

 


 ・看護助手の転職体験談


看護助手で働く人の中には、他職種から転職している人が多くいます。転職のきっかけなど、看護助手に転職した人の体験談をご紹介します。

看護助手の転職体験談①

私は医療事務の専門学校を卒業し、クリニックで医療事務として3年間働いていました。
クリニックの医療事務は、事務的な仕事だけではなく診察の介助や、検査の介助など幅広く業務内容があります。
3年間働くことで医療事務の仕事にも慣れ、給与アップやスキルアップをしたいと考え看護助手の仕事に転職をしたのです。

転職の際は、医療事務で培った経験や知識を活かしたいことをアピールしました。そのため医療用語を理解できていることから、即戦力になると判断してもらえたようです。
実際に働いてみて感じるのは、看護師との会話がスムーズなことですね。一緒に働く人は、全く医療的な知識がないため、指示されたことが分からず苦労しています。

看護師ほどの高給与はもらえませんが、医療事務でパートをしているときに比べると給与もアップしています。
看護助手の求人が多くあったため、希望する条件の職場を見つけることができました。

看護助手の転職体験談②

私は介護施設で働いていましたが、給与アップのため看護助手に転職しました。
面接の際に、看護助手としての経験はありませんが、介護福祉士の資格があるため看護助手の仕事に活かせることをアピールしました。

実際に働いてみると、前職とのギャップが大きかったですね。介護施設は慢性的な疾患はあるものの体調が安定した人が多いですが、病院では病気の人たちが対象のため、病状に合わせた関わり方が必要だからです。
また介護施設でも看護師はいましたが、病院の看護師はとてもピリピリしていて、コミュニケーションを取ることにかなり戸惑いました。

しかし最近では、介護施設で働いていたとき以上に人の役に立つ仕事をしていることを実感でき、非常に満足しています。
看護助手の給与はそれほど高くはありませんが、介護福祉士資格を取得していることから、無資格な方に比べると高給与をもらうことができていますよ。

看護助手の転職体験談③

アパレル関係で6年間ほど働いていましたが、将来的に長く働ける仕事がしたいと考え、以前から憧れていた医療現場で働ける看護助手に転職したのです。医療的な知識は全くありませんでしたが、長年接客をしてきたことを強みとして応募しました。

患者さんのなかにはキツイことを言う人もいますし、看護師ではないことがわかった途端見下した態度を取る人もいるのが現状です。
しかし今までもこういったお客様と接したことがあるため、笑顔で対応することができています。
最近では患者さんからも励ましの言葉や、感謝の言葉を伝えられることがあり、嬉しく思います。

未経験で始めた看護助手ですが、スキルアップのために資格を取得しようかと最近は考えるようになりました。
需要のある仕事ですし、勤務地や雇用形態など選びやすく、ライフスタイルに合わせて仕事ができるのが嬉しいですね。
前職以上に人の役に立てている実感があり、大きなやりがいを感じることができています!

 


 ・記事まとめ


看護助手の体験談や転職の体験談をご紹介しました。未経験や無資格でも働くことができる看護助手ですが、医療現場で働くことに不安を感じている人も少なくないでしょう。実際に働いてみた人のお話を是非参考にしてみてください。

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