看護助手とは?無資格や未経験でもなれる!徹底解説

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看護助手とは?無資格や未経験でもなれる!徹底解説

医療現場で働きたいと考える方に人気の看護助手とは、どのような職種なのでしょうか。医療現場で働くためには資格が必要、未経験では働けない…と思い諦めている方も多くいます。看護助手は、看護師とはどのような違いがあるのでしょうか。看護助手の仕事内容や、看護助手で働くことのメリット・デメリット、看護助手に向いている人などを詳しくご紹介します。

【目次】

■看護助手とは

看護助手の仕事内容

看護助手のメリット・デメリット

看護助手に向いている人とは

看護助手に役立つ資格

 

看護助手とは?

看護助手とは、どのような仕事をするのでしょうか。看護師との違いについても詳しくご説明していきます。

 

看護助手とは?

看護助手は看護補助者とも呼ばれ、看護師の仕事をサポートするのが仕事です。看護師のサポート的な業務になりますから、主にクリニックや病院、診療所などの医療機関が勤務先になります。看護補助者のほか、ナースアシスタントといった名称で呼ばれることもあります。

看護助手として働くために必要とする資格はありませんが、注射や採血などの医療行為を行うことはできません。看護師が専門的な仕事に専念することができるよう、看護助手がサポートします。仕事内容は事業所によって大きく違いがありますので、事前にしっかり確認しておくことが大事です。

 

看護師との違い

看護助手と看護師には、どのような違いがあるのでしょうか。一番大きな違いは、国家資格を取得しているかどうかです。看護師は看護師養成学校を修了し、受験資格を得て国家試験に合格しなくてはなりません。看護助手はそういった行程は不要で、資格や経験が無くても仕事ができます。

看護師や準看護師は、国家資格を有するため医療行為を行うことができます。看護助手は、医療的な行為は一切行うことができません。看護師の指導のもと患者さんの介助や備品管理、書類作成など補助的な仕事を行います。

 

看護助手の仕事内容

看護助手の仕事は、看護師のサポートがメインとなります。勤務先や配属先によって業務内容に違いはありますが、患者さんの身の回りの世話や、診察や検査の準備や片付け、事務的な作業、連絡業務などが主な仕事です。

病院では、入院患者さんは介護や介助を必要とする人もいます。看護師が専門的な業務に専念できるよう、患者さんの身の回りのお世話は看護助手や介護士・ヘルパーなどが行います。

身の回りの世話には、主に食事の介助や入浴の介助、排泄の介助、移動の介助、環境整備などがあります。また、院内の周辺業務として備品の管理や医療器具の洗浄・消毒、患者さんの家族への連絡や病室の掃除なども行います。

 

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看護助手のメリット・デメリット

看護助手として働くことには、メリットとなる面もあれば、デメリットになることもあります。ここでは3つの視点からメリット、デメリットについてご紹介します。

 

無資格や未経験でもやりがいのある医療現場で働ける

メリットとして、看護助手は無資格・未経験でも医療現場で働けることです。人の役に立ちたいと考えている人にとって、看護助手のように患者さんの身の回りの世話をする仕事は、非常にやりがいがあるでしょう。

デメリットは、あくまで看護師のサポート業務であるため、配属先によっては思い通りの仕事をさせてもらえないということです。業務の幅も広く、体力を必要とする業務が多くなりがちで、心身共に疲労を感じることもあるでしょう。

看護師が医療行為に専念できるようサポートするのが看護助手の役割ですから、雑務などが多くなりやすいものの、機材や器具の管理などの作業が好きな人には、デメリットではなくやりがいと捉えることもできます。

 

介護士・看護師などを目指すきっかけになる

看護助手として働くことによって、医療現場で働くことのやりがいを感じたり、もっと専門的な知識や技術を身に付けたいと考えたりすることもあるでしょう。

資格を取得するために実務経験が必要な場合、看護助手として働くことで実経験を積むことが可能です。そのため看護師や準看護師、介護士を目指しやすくなります。

 しかし、配属先や業務内容によっては、受験資格としてカウントされないことがあります。介護士や看護師資格を取得するために看護助手として働く場合は、事前に確認することをおすすめします。

 

医療や介護の知識を得られる

看護助手は勤務先が病院や診療所、クリニックなどの医療現場になります。医療行為をすることではできませんが、診察や検査、内視鏡室などで看護師のサポート的な業務を行います。そのため医療的な知識を得ることができるでしょう。

また、病院で勤務する場合は入院病棟に配属されると、患者さんの身の回りのお世話が多くなります。食事の介助や入浴の介助、排泄の介助は介護分野での知識や技術を身に付けることができます。

介護士や看護師を目指す人にとって、看護助手として働くメリットは多くあるでしょう。

 

看護助手に向いている人とは

看護助手の仕事は看護師のサポート業務になりますから、看護師などの医療従事者と患者さんとコミュニケーションを取る必要があります。そのためコミュニケーション能力が高い人が向いている職種です。

コミュニケーションといってもただ人と話すのが好きというだけではなく、必要な情報を判断して看護師に伝えるなど、対応能力の高い人が向いています。

また医療現場で働くということは、たとえ医療行為を行わなくても人の命に関わるということですから、責任感の強い人が向いています。医療現場で取り扱う情報はプライバシーに関わりますから、守秘義務を守れる責任感も必要です。

看護助手は患者さんの身の回りの世話を行うことから、患者さんの小さな異変にも気づきやすい立場にいます。小さな異変が重大な症状につながることもありますから、変化を見逃さない観察力と、すぐに行動に移せる判断力に優れた人が求められます。

 

医療コラム6月25日②

 

 

看護助手に役立つ資格

看護助手の仕事は、介護の仕事と共通する点が多くあります。そのため、ホームヘルパーや介護福祉士、介護職員初任者研修などの資格をもっていると役立てることができるでしょう。

また看護助手は無資格で働くことができますが、看護助手認定実務者試験を受けることでより有利の就職ができることもありますし、スムーズに仕事を行うことができるでしょう。

全国医療福祉教育協会が実施する医療福祉情報実務者試験は民間の試験で、看護助手業務の役割と理解、患者の理解、看護助手業務を遂行するための基本技術が出題されます。

これらの勉強をすることで看護助手としての仕事に活用できますし、転職や就職にも有利になります。

 

医療現場で働きたいと考えている人におすすめの看護助手について、詳しくご紹介しました。資格や経験がなくても働くことができるうえに、経験を積むことでスキルアップも可能な職種です。人の役に立つ仕事がしたい、やりがいのある仕事がしたいとお考え方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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