クリニックの受付は無資格でもできる?求人の探し方や就職について解説!

クリニックの受付は無資格でもできる?求人の探し方や就職について解説!
病院やクリニックで働くことができるのは、国家資格をもった医師や看護師だけではありません。
病院やクリニックの顔となる受付業務も大切な仕事です。
クリニックの受付で働きたい場合、誰でも働くことは可能なのでしょうか。
ここでは、クリニックの受付で働きたい人のために詳しくご紹介していきます。
【目次】
■クリニック受付には医療事務の資格が必要?
■未経験・無資格でもクリニック受付ができる求人の特徴
■雇用形態別の医療事務求人の特徴
■クリニック受付で求められるスキルとは?
■記事まとめ
★クリニック受付には医療事務の資格が必要?
クリニック受付では、患者様が来院された際に診察券を受け取り、保険証の確認や問診票の記入をしてもらいます。
また患者さんを診察室や検査室などに案内したり、診察後の会計をおこなったりもします。
そういった業務内容をおこなうために必要な資格はありません。
しかし、クリニックの事務業務の中には、レセプト業務やカルテの作成・管理なども含まれるため、医療的な知識があると仕事がしやすくなります。
医療事務の資格を持っていると、病院やクリニックにおける業務がスムーズに行えると判断され、採用もされやすくなります。
クリニック受付で働きたい場合、医療事務資格をもっていなくても働くことはできますが、資格を保有している方が有利になることが多いでしょう。
★未経験・無資格でもクリニック受付ができる求人の特徴
クリニック受付で働きたいけれども、医療事務などの資格をもっていない場合や実際に働いたことがない場合は、どのように求人を探したらよいのでしょうか。
ここでは、未経験や無資格でもクリニック受付で働くことができる求人の特徴についてご紹介します。
・未経験・無資格OKと記載がある
未経験・無資格でも働くことができるクリニック受付の仕事を探したい場合は、
まず「未経験・無資格OK」と記載されている求人を探しましょう。
クリニックや病院の受付の仕事は、未経験や医療事務の資格がなくてもできる業務がたくさんあります。
そのため、病院やクリニックの受付の求人には、未経験可能や無資格でもOKの募集があります。
医療事務などの資格をもっている人には、算定やレセプトなど専門的な知識を必要とする仕事を任せ、
受付など専門的な知識を必要としない業務を未経験・無資格の人に任せるクリニックや病院は多く存在します。
そういった求人を見つけるためには、幅広く求人情報を探すとよいでしょう。
・特定の事務作業の経験がある
クリニック受付の仕事には、一般的な事務作業も含まれます。
そのため全く事務仕事の経験がない方よりも、特定の事務作業を経験している方が採用されやすいでしょう。
クリニックや病院の事務は、レセプトや健康保険、診療報酬などの知識が必要とされます。
医療事務などの資格をもっていなくても、実際に働きながら覚えていく人も多くいます。
また、働きながら資格を取得することも可能です。
「医療事務検定試験」や「医療秘書技能検定」などの資格を取得することで、スキルアップすることができます。
★雇用形態別の医療事務求人の特徴
クリニック受付の求人には、雇用形態がさまざまあります。
子育て中や、介護が必要な方がいる場合など、家庭の都合に合わせて働くためには、フルタイム勤務は難しいでしょう。
そういった場合は、派遣やアルバイトの方が働きやすくなります。
しかし、安定した働き方がしたい方は正社員で働きたいと考えるでしょう。それぞれの雇用形態の求人の特徴をご紹介します。
・正社員の場合
クリニック受付の正社員求人は、非常に人気があります。
正社員は雇用が安定していますし、福利厚生の充実さや有給休暇、賞与などが保障されているからです。
クリニック受付で正社員の求人を探すと、ほとんどが経験者や有資格者が条件となっています。
中には正社員の募集で未経験や資格なしでも可能という職場もあります。
しかし経験者が応募してしまえば、未経験や資格のない方は比較されてしまい、採用されるのが難しいのが現状です。
未経験や資格がないけれども正社員になりたいという場合は、アルバイトやパートで入社し働きながら資格を取ったり、経験を積んだりすることで正社員登用してもらう方法もあります。
・派遣社員の場合
派遣社員の求人も人気があります。
正社員のように継続雇用の保証はありませんが、派遣で働くことのメリットが多いため、働きやすいと感じる方も多いようです。
正社員よりも残業が少なく、定時で帰ることができます。
また、給与も派遣会社から支給されることから、クリニック雇用のパートやアルバイトよりも高給与です。
そのためワークライフバランスを重視したい方にはおすすめの働き方となります。
派遣社員も、経験者などのスキルがある方が採用に有利です。
派遣は、即戦力を求められることも多いため、経験者優遇の求人が多いでしょう。
しかし、未経験者でも就業前に研修を受け基礎知識を身に付けることで、採用してもらえる場合もあります。
・アルバイトの場合
クリニック受付や病院受付の求人には、パートやアルバイトの雇用形態が多くあります。
パートやアルバイトのように短時間や短期間での求人の場合、救急外来の受付や深夜勤務といった勤務形態も多くあります。
パートやアルバイトは、正社員に比べて保障も少ないですし、派遣に比べて給与も少なめと、デメリットに感じる部分も多くあります。
しかし育児中やダブルワークで働きたい人にはメリットの大きな働き方です。
働きたい時間や曜日を選べますし、フルタイム勤務と違って残業をせず時間通りに勤務を終えることが可能なため、プライベートな時間を充実させることができます。
パートやアルバイトは、未経験者や資格なしでも可能な求人が多いため、働きたい条件に合わせて職場選びがしやすいでしょう。
★クリニック受付で求められるスキルとは?
クリニック受付で働くために必要なのは、経験や資格だけではありません。
受付業務に求められるスキルは、どのようなものがあるのでしょうか。
・コミュニケーション能力
まずは、コミュニケーション能力です。クリニック受付は、患者様が来院された際に最初に会話を交わす場所です。
会計や再診予約など、会話を交わす機会が多くあります。
また、製薬会社など関係各所と連絡を取ることもありますし、電話対応もあります。
このようにクリニックの顔として受付業務をおこなわなくてはなりませんから、高いコミュニケーション能力が求められるのです。
・ビジネスマナーの知識
コミュニケーションを取る際には、ビジネスマナーも必須となるでしょう。
笑顔で好感度の高い対応をしているだけでは、クリニック受付として満足のいく仕事はできません。
さらに、患者さんや仕事上のお付き合いとなる関係各所とのコミュニケーションは、
ビジネスマナーを重視しておこなわなければ信用を失うこともあります。
社会的な信用を得るためには、最低限のビジネスマナーを身に付けておく必要があるでしょう。
・ ホスピタリティの心得
クリニック受付に求められるスキルの一つにホスピタリティがあります。
ホスピタリティとは、人と人、人と企業などの間において、お互いに満足できることで信頼関係を強め、お互いに価値を高めていくことを言います。
もてなしをおこなう側も、もてなされる側もお互いに満足のできる行動は、一方通行な行動ではなく共に喜びを共有することができてこそ、ホスピタリティとして成立します。そのため思いやりの心が必要となります。
・クレームなどへの対応力
クリニックでは予想もしないことが起こりますから、臨機応変に対応できるスキルも必要です。
特に多いのが、患者さんからの待ち時間が長いことによるクレームです。
クレームは、受付で対応を求められることがほとんどですから、臨機応変に対応しトラブルを回避しなくてはなりません。
クリニック受付で働くためには、これらのスキルを持つ人は採用されやすいですし、患者さん、スタッフからも信頼される受付となることができるでしょう。
★記事まとめ
クリニック受付で働きたい場合、資格が必要になるのか、また資格や経験がなくても働くことができる求人の特徴についてご紹介してきました。
クリニック受付の仕事は人気が高く、正社員で働くためには有資格者や経験者が有利になります。
しかし、クリニック受付の雇用形態はさまざまありますので、正社員以外であれば未経験の方でも比較的採用されやすいでしょう。
雇用形態別の求人の特徴についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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