【後編】『登録販売者とは?仕事内容や給料、必要な資格、なり方について紹介』

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前回に引き続き、「登録販売者」についてもう少し詳しくご紹介します!

【前編】をご覧になっていない方は【前編】『登録販売者とは?仕事内容や給料、必要な資格、なり方について紹介』をクリック!!

 

 

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【目次】

登録販売者の給与・年収HOW MUCH?

登録販売者と薬剤師の違いは?

登録販売者になるためには、どうすればいいの?

『登録販売者』の資格概要!

 

 

登録販売者の給与・年収HOW MUCH?

 

医療関係の仕事に携わるだけに、登録販売者の給料はきっと高い、そう思っている方もいらっしゃるのでは?ここでは気になる登録販売者の給与・年収事情をチェック!

 

調剤薬局、薬店・ドラッグストア、コンビニと、勤務先ごとの給与・年収・時給の相場をご紹介します。(給料や時給は勤務先の都道府県によって異なります)

 

<調剤薬局の場合>

調剤薬局の場合、『登録販売者』の資格取得が勤務条件となるため、資格を取得していないと登録販売者として業務に携われないのが大きな特徴です。

月給は20万円~27万円。年収は320万円~430万円。この他、資格手当が付きます。

パート・アルバイトの時給は、1,090円~2,000円。

 

<薬店・ドラッグストアの場合>

月給は19.5~25万円で、資格手当あり。年収は300~400万円。無資格の場合の月給は17,200円~となります。

パート・アルバイトの時給は1,300円~2,100円。ただし、無資格の場合は、時給が1,000円~。

 

<コンビニの場合>

月給は20~35万円。年収は300~560万円。医薬品の販売以外にも、コンビニの店員として販売業務に携わらなければならないため、給与はやや高めの設定になっています。資格手当あり。無資格の場合は、月給は18万円~。

パート・アルバイトの時給は1,200~1,300円。無資格の場合の時給は、960円以上となります。

(※求人サイトより引用)

 

 

登録販売者と薬剤師の違いは?

 

大きな違いは資格の内容。薬剤師が国家資格であるのに対し、登録販売者は国家資格という扱いではないものの、薬事法で認められている公的資格。そのため、前述のように取り扱える医薬品に大きな違いがあります。

 

一般医薬品としての使用経験が少なく、副作用などで安全上、特に注意を要する成分を含む医薬品、いわゆる『第一類医薬品』は、薬剤師でなければ販売することができません。そのため、医師の処方箋をもとに薬を調剤する業務も薬剤師に限られています。

 

ただし、『第一類医薬品』に分類される医薬品は、全体の1割程度なので、登録販売者はほとんどの医薬品販売を行えるということになります。

 

 

 

登録販売者になるためには、どうすればいいの?

 

人の命に関わる薬を扱う専門家だけに、登録販売者として仕事をするためには資格が必要です。

 

以前は『登録販売者』の資格を取得するためには、1年の実務経験が必要でしたが、2015年4月から試験制度が変更になり、実務経験や受講必須科目、年齢制限などがなくなり、未経験の方でも受験が可能になりました。

 

資格取得のための試験は、各都道府県で年に1回実施されます(実施期日は各都道府県によって異なるので、興味のある方は事前に確認しておきましょう)。

 

試験に合格したら、勤務先の各都道府県で「販売従事登録」を行い、さらに販売登録者か薬剤師の管理・指導の元、2年以上(月80時間以上)の実務経験を積めば、薬剤師が不在でも、一人で医薬品の販売を行うことができるようになります。

 

資格取得前に、実務経験が2年以上ある場合は、販売従事登録を済ませれば、取得後、即一人で医薬品販売を行うことができます。

 

また、2年以上の実務経験があれば、店舗管理者として店舗運営や従業員の監督、医薬品の管理業務を担えるなど、登録販売者としてステップアップすることができます。

 

 

『登録販売者』の資格概要!

 

『登録販売者』の資格試験は各都道府県で実施されますが、出題範囲や問題数、合格ラインなどは共通です。試験は筆記試験のみ。

医薬品の販売だけでなく、お客様へのアドバイスや相談対応も大事な仕事となるため、試験では医薬品に関する幅広い知識が問われます。

2019年の試験の出題範囲は、医薬品に共通する特性と基本的な知識から20問、人体の働きと医薬品から20問、薬事に関する法規と制度から20問、主な医薬品とその作用から40問、医薬品の適正使用と安全対策から20問の計120問。試験時間は240分で、合格するためには7割程度の正答が必要。かつ5つの出題項目のすべてで4割以上の正答が条件となっています。

 

登録販売者試験の平均合格率は43,9%(全国合計数値のため、各都道府県により異なります)。受験資格が定められていないことや合格率から見ると、比較的取得しやすい資格と言えるでしょう。

 

過去問や市販のテキストなどを使い独学で取得を目指す道もありますが、確実に一発合格を目指すなら、合格へのポイントをつかんだ指導を受けられる受験対策講座の受講がオススメです。全国平均の合格率を大きく上回る82%の合格実績を誇る三幸医療カレッジの「登録販売者資格受験対策講座」なら、最短7日間の通学で合格が目指せます。

 

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今や、ドラッグストアや薬店はもちろんのこと、スーパーやコンビニ、家電量販店でも医薬品売り場が設置され、私たちは身近なところで薬が購入できるようになりました。その便利さを支えているのが登録販売者の存在です。健康志向、セルフメディケーションが推進される中、今後ますます登録販売者のニーズは高まるでしょう。

 

登録販売者の資格は一度取得すれば一生ものになる資格ということもあり、資格取得を目指す受験者数も年々増加の傾向にあります。薬の知識は日常生活でも持っていて損はないものですから、興味のある方はぜひ、この機会に『登録販売者』資格の取得を目指してみませんか?

 

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