『医療事務の給与・年収は安い?手取りや給与を上げる方法をご紹介』

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あなたは医療機関を選ぶ時、何を重視していますか?病院や医師の評判、通院のしやすさ、あるいは設備や診療科の数・・・などなど。医療機関を選ぶ理由はそれぞれですよね。様々な選択肢がある中、「スタッフの感じがいいから」という理由で医療機関を選んでいる方も少なくないはず。

患者様が医療機関を訪れた際に、最初と最後に接するスタッフが医療事務。それだけに、医療事務は医療機関の印象を大きく左右する存在と言われています。医療事務は今や、医療機関の顔としてだけでなく、スムーズに治療や診察を行うためには、なくてはならないスタッフです。また病院経営をかげで支える重要な存在として活躍しているのをご存知ですか?患者様のみならず、医療機関にとっても必要不可欠な医療事務ですが、その給与事情はどうなっているのか、興味があるところ。そこで今回は、医療事務のお金事情にスポットを当ててみました。

12月24日③

 

 

【目次】

ご存知ですか、“給与”と“給料”の違い

医療事務の平均給与・年収、HOW MUCH?

一般事務と医療事務、給与の差はどのくらい?

医療事務、給与アップへの道

 

ご存知ですか、“給与”と“給料”の違い

 

医療事務のお給料事情についてご説明する前に、求人票などをみると「月収」「月給」あるいは、「給与」「日給」など、様々なワードが表示されていますが、それぞれの表示の違いをご存知ですか?医療事務の給料事情を知る前に、まずは給料に関する基礎知識として、ここでそれぞれのワードの違いについて簡単にご説明しておきましょう。

まず、「給料」と表示されているものは、残業や諸手当を除いた基本給を意味しています。これに対して、「給与」は残業や交通費などの諸手当を含めた金額。その月に受け取る全ての金額です。「月収」も1ヶ月に受け取る金額ですが、「給与」と違うところは、諸手当にボーナスを加えた年収の12分の1の金額を示すものになっているんですよ。また、パートやアルバイトの求人には「日給制」「月給制」「日給月給制」などの表示があります。「日給制」は、1日決まった金額を出勤した日数分だけ支給される制度で、「月給制」は「日給」を月に1回まとめて支払うという制度。中には「日給月給制」というのもあり、これは基本的には「月給制」と同じで1ヶ月単位で支払われるものですが、欠勤した場合はその分の日給を差し引くという制度になっています。「給与」と「給料」など、表示の違いをしっかり理解しておくことも求人選びの際には大事な要素になります。

 

 

 

医療事務の平均給与・年収、HOW MUCH?

 

『平均年収.JP』によると、医療事務の平均年収は250~350万円となっており、これは日本の平均年収ラインキングでも残念ながら高い方とは言えない金額です。もちろんあくまでも平均なので、金額は勤務先の医療機関の規模やエリア、働き方、年齢などによっても異なります。そこで、ここでは働き方や勤務地域、勤務先、年齢などによる給与金額を比較してみました。

 

<働き方による違い>

正社員として働く場合の平均年収は280万円(※ボーナスなどの手当を除く)。月収にすると15~23万円で、手取りは10~17万円程度。派遣の場合は、時給が主流となっており、平均時給は1,208円で、月収にすると10~20万円程度です。パート・アルバイトの場合は、平均時給が900円と派遣よりもやや少なく、平均月収は20万円程度(※『平均年収.JP』より)。ちなみに正社員の月給を時給換算すると、派遣の方が金額的に高くなるケースがありますが、派遣(パート・アルバイトも含む)の場合はボーナスや交通費が支給されないケースもあるので、金額だけを見て一概に高いと判断はできません。また、派遣やパート・アルバイトの場合、金額だけ見ると正社員よりも劣るものの、勤務地や勤務時間が選べたり、残業が少ないというメリットはあります。一方の正社員は、長期間勤務できることに加え、退職金があったり、有給休暇が取れるなど、それぞれの働き方によって様々なメリットがあります。

 

<勤務先による違い>

どの分野の仕事にも共通することですが、雇用形態だけでなく、勤務先の地域や規模によっても給与は大きく変わってきます。平均年収ランキング(『求人ボックス.com/医療事務の年収・時給』より)によると、年収が最も高い地域はやはり関東。中でも東京は、医療事務の給与の最高水準になっています。最も低い地域は沖縄県でした(※<エリア別年収・時給比較>参照)。

また、年収は勤務先によっても大きく異なります。勤務先で一番年収が高いのは大学病院、次いで総合病院、そしてクリニックや個人病院の順番。金額で見てみると、大学病院の平均年収は249万円、総合病院は230万円、クリニック・個人病院は201万円~となっています(『求人ボックス.com』より)。ちなみに、大学病院に勤務した場合の平均月収は17~20万円。時給に換算すると1,100~1,300円。クリニックの場合は、平均月収は16万円~で、時給に換算すると1,050円になります。医療事務の給与は、役職や立場によっても異なります。同じ正社員でも、主任クラスでは月収は17万円程度ですが、部長クラスになると30万円以上になるケースもあるんですよ。

 

<エリア別年収・時給比較>

地域 年収 時給アルバイト 時給派遣
北海道・東北 241万円 858円 1,024円
関東 281万円 972円 1,219円
東海 270万円 913円 1,145円
甲信越・北陸 270万円 874円 1,050円
関西 265万円 921円 1,186円
中国 241万円 906円 1,027円
四国 237万円 850円 1,000円
九州・沖縄 231万円 844円 1,068円

※『平均年収.JP』より

 

<年齢による違い>
年齢別給与比較給与は働き方や勤務先だけでなく、年齢によっても異なります。ここでは年代ごとの年収・給与を比較してみました。

年齢 年収 給与
20~24 242,0~272,0 17,0
25~29 193,9~243,9 15,2
30~34 179,7~279,9 17,5
35~39 185,4~289,4 18,1
40~44 204,2~325,2 20,3
45~49 242,2~364,2 22,8
50~54 280,3~390,3 24,4
55~59 277,0~387,0 24,2
60~65 163,4~387,0 16,5

※ 単位 万円

※『平均年収.JP』より

 

 

一般事務と医療事務、給与の差はどのくらい?

 

医療事務と一般事務の違いについては、前回のコラムでもご紹介しましたが、大きな違いは勤務先です。医療事務は医療機関に限られていますが、一般事務は官公庁や一般企業、各種団体など幅広い分野が活躍の場になります。どちらも資格や経験がなくても仕事を始めることができるという共通点がありますが、現場で求められる能力には大きな違いがあります。医療機関に勤務する医療事務の場合は、医療の専門的な知識を必要とする業務内容に加え、患者様や医師・看護師と接する機会も多いため、接客業的な側面も持っており、コミュニケーション能力も必要。一方の一般事務は、人と接する機会は少なく、また仕事の内容もデスクワーク中心となるため、コミュニケーション能力よりもパソコンや事務処理能力などが重視されます。また、勤務先や業務内容と同じように、一般事務と医療事務とでは給与にも違いがあります。医療事務の給与事情は前段でご紹介したので、ここでは一般事務の給与事情をご紹介しましょう。

一般事務の場合も、医療事務同様、勤務先の規模や地域、働き方などによって給与や年収は変わってきますが、平均的な年収は250~350万円(※『Career Garden』より)と、医療事務よりはやや高め。さらに、事務業務のため、残業も少なく、プライベート重視の働き方ができるのが大きなメリット。しかも資格や経験が必要ないことから、人気も高く、求人に対する競争率が高いのも特徴です。ただし、業務内容は同じことの繰り返しが多く、また、周りの人から感謝されることも医療事務ほど多くないこと、医療事務のように常に誰かの役に立っていると実感できる仕事ではないことなどから、やりがいの点では医療事務の方が大きいと言えるでしょう。

 

12月24日②

 

医療事務、給与アップへの道

 

他の職種に比べてもやりがいの大きさでは負けていない医療事務の仕事ですが、給与面では一般事務よりも低いなど、就職・転職を考えている方にとってはちょっとマイナスに感じてしまうこともあるでしょう。でもご安心ください。医療事務にも、給与アップを目指す道はもちろん用意されています!ここでは、給与アップへの3つの道をご紹介しましょう。

 

◼️給与アップへの道・その1 キャリアアップをめざす!

未経験で仕事に就くことができる医療事務ですが、給与は役職や立場が異なることによってアップします。そのため、キャリアを積むのも一つの手。経験を積むことで昇進し、役職に就いたり、リーダーや主任として認められれば、仕事の幅が広がったり、責任ある仕事を任されるため、当然給与もアップします。

 

◼️給与アップへの道その・2 スキルアップをめざす!

医療事務として仕事をしていく上で必須資格はありませんが、資格を持っていると「資格手当」が付くこともあります。『医療事務』を始め、さらにレベルアップした資格、『診療情報請求事務能力検定』や『診療情報管理士』といった医療事務の能力の高さを証明する資格はもちろん、事務としての能力の高さを証明する『パソコン検定』、『電卓検定』といった資格を取得するのも、給与アップにつながります。

 

◼️給与アップへの道・その3 思い切って転職する!

転職するのは給与アップへの一番の近道。未経験者よりも経験者の方がより条件のいいところに就職ができますから、キャリアを活かして給与や時給の高い医療機関に転職するのも給与アップへの道になります。

 

 

女性が活躍できる職業の代表とも言える医療事務。医療機関は決して無くなることはないので、安定していいるのは大きな魅力です。さらに、ライフスタイルに合わせて働き方を選べること、全国各地で仕事ができること、年齢を問わず仕事に就ける点から見ても広く女性におすすめしたい仕事です。やりがいのある仕事、自分らしく働ける仕事を探しているなら、あなたもこの機会に医療事務の仕事にチャレンジしてみませんか?

 

 

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