かかりつけ薬局のススメ!

突然ですが、かかりつけの薬局はありますか?行きつけの薬局とはまた意味合いが異なるかかりつけ薬局。一体どんなところが違うのか。今回は、かかりつけ薬局の定義とそのメリット・デメリット、そして利用法などにスポットを当ててみました。
【目次】
■だからおすすめ、かかりつけ薬局!
■かかりつけ薬局の上手な見つけ方
だからおすすめ、かかりつけ薬局!
今や、ドラッグストアでも処方箋を受け付けてくれる便利な時代。そんな中、かかりつけ薬局を持つ方も増えています。「地域包括ケアシステム」の政策を進めている厚生労働省では、その一環としてかかりつけ薬局制度を推進しています。薬局にいる薬剤師さんは、薬のことはもちろん、健康に関する様々な知識を持っていますから、現在医療機関にかかっていない方も、かかりつけ薬局があると何かと便利。かかりつけ薬局のメリットはどんな点なのか、ここでご紹介しましょう。
■メリットその1:薬剤師は頼れる“お薬ドクター”
複数の医療機関から薬を処方されている場合、市販の薬、健康食品との飲み合わせや薬の飲み方には細心の注意が必要です。飲み合わせが悪いと副作用が出てしまったり、効果が薄れることも。でもかかりつけの薬局があれば、服薬状況や健康状態、またライフスタイルなどをしっかり把握してくれているので安心。安全かつ効果的な薬の服用ができます。
■メリットその2:手厚いサポートが受けられる
休日や夜間などの営業時間外でも、薬に関する相談に応じてくれるのがかかりつけ薬局の最大のメリットです。外出が困難な高齢者の患者様の場合は、必要に応じて処方箋に従って調剤してくれたり、自宅まで薬を届けてくれることもあります。また残薬の確認も行ってくれるなど、手厚いサポートが受けられます。
■メリットその3:心強い、医療機関との連携
投薬について不安がある場合、直接医療機関やドクターに確認してくれたり、服薬後の経過を医師にフィードバックし、治療や投薬がスムーズに進むようサポートしてくれます。また薬のことだけでなく、健康相談にも応じてくれるので、日常生活における心強いパートナーにもなってくれます。
かかりつけ薬局の上手な見つけ方
既に顔見知りの薬剤師や行きつけの薬局がある場合は、かかりつけの薬局になってもらえるかどうか聞いていましょう。行きつけがない場合は、薬の相談会を行っている薬局を訪ねてみるのもおすすめです。
ただし、薬剤師なら誰でもかかりつけになれるわけではありません。かかりつけの薬剤師になるためには次の4つの条件があります。
<かかりつけ薬剤師になる4つの条件>
①薬剤師としての勤務経験が3年以上であること
②勤務している薬局に週32時間以上勤務し、かつ1年以上在籍していること
③医療に関わる地域活動に参加していること
④薬剤師研修認定などの資格を持っていること
かかりつけ薬局制度を利用するためには、薬局から同意を得た後、かかりつけ薬局(薬剤師)の同意書に署名をすればOK。ただし、かかりつけ薬局になると通常の「薬剤服用管理指導料」に代わり、「かかりつけ薬剤師指導料(保険で3割負担の場合は60~100円程度の負担)」が必要になります。ここが、かかりつけ薬局のデメリットです。
費用は多少かかりますが、小さなお子さんや高齢者の患者様には、かかりつけ薬局があると便利なだけでなく安心ですよね。またかかりつけ薬局を持つと、かかりつけ薬局カードを発行してもらえます。かかりつけ薬局カードを持っていると、病医院から処方箋を事前にかかりつけ薬局にFAXで送っておけるため、薬局での待ち時間を減らせるというメリットもあります。ぜひ、あなたもこの機会に見つけてみませんか?頼れるかかりつけ薬局を。
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