医師事務作業補助の志望動機と書き方は?履歴書や面接でのポイント!

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医師事務作業補助の志望動機と書き方は?履歴書や面接でのポイント!

医師事務作業補助者は、医療現場において医師の負担を減らすサポートの役割として注目されています。この仕事に応募するとき、どのような点に注意すればいいのでしょうか。今回は、志望動機の書き方や面接の際に気をつけたいポイントについて解説します。

 

【目次】

医師事務作業補助とは?

医師事務作業補助に採用されやすい志望動機の考え方

医師事務作業補助の面接で聞かれること・注意点

医師事務作業補助の志望動機の例文

 

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医師事務作業補助とは?

医師事務作業補助者は、事務作業まで手が回らない医師に代わって、事務作業をサポートする仕事です。診断書や紹介状の作成、診療データの整理も仕事内容に含まれるため、事務作業スキルに加えて医療法規や保険制度についての知識が求められます。

 

医師事務作業補助の仕事に就くためには、特に資格は必要ありませんが、民間で開催されている各種試験に合格することで、より能力を認められるため現場では重宝されます。

 

医師事務作業補助に採用されやすい志望動機の考え方

医師事務作業補助者を目指すのであれば、志望動機にも明確かつ具体的な理由を考えることが大切です。

 

なぜ医師事務作業補助になりたいかを考える

まず、自分がどのような経緯で医師事務作業補助になりたいと思ったのか、洗い出すことが重要です。医師事務作業補助は縁の下の力持ちであり、決して表に出る仕事ではありません。だからこそ、ほかの人にはできなかった影でのサポートができるという経験と自信は、志望動機として立派なものになるでしょう。

 

そのような思いを医師事務作業補助者の仕事に活かし、医師はじめ医療機関そのものを支える一助になりたいという気持ちを整理して、面接先の医療機関に伝えられるようにしましょう。

 

なぜ応募した施設を志望しているのかを考える

医療機関をあえて志望した理由はきちんと考えておくとスムーズです。紋切り型のように「貴院の理念に共感した」という文言だけでは説得力に欠けます。あいまいな文言では、どの医療機関でもよいのかという印象を与えてしまうのです。

 

そのため理念に共感したこと自体は志望動機になりえるため、理念のどこに惹かれたのかを明確にしましょう。たとえば、チーム医療を特徴としている部分に共感したという理由があげられます。また、患者様への気配りを第一に考える医療機関であれば、患者様が気持ちよく治療を受けられる環境を作りたいといった、医療機関の特徴を踏まえることも大切です。

 

自分自身が医療と関わり、印象に残っている経験がないかを考える

志望動機には、過去に医療に関わった経験を話すことも効果的です。たとえば、身内が病気になったときに、医療機関の対応がスムーズでとても好印象を持ったという経験は十分な動機となります。ほかにも医師事務作業補助者として、同じサービスを提供したいという思いにつなげてもいいでしょう。

 

また、友人や知人に医療関係者がいた場合は、その人の仕事を通じて興味を持ったというエピソードでも構いません。医療と関わった経験の中で、特に自分が印象に残っていることが伝えられれば、志望動機として説得力が生まれます。

 

自分自身の特徴や長所にあった動機にする

医師事務作業補助者は、裏で活躍する仕事であるため、自分がそのような仕事に向いている性格であることをアピールすることも効果的です。決して目立つわけではなく、人の目につかない部分で人間関係や組織内の構造を整理したりサポートしたりすることは、医師事務作業補助者においては立派な長所です。

 

また、この仕事では医療従事者と患者様、外部の関係者との連携を密に取ることが求められます。そのため、多くの人とコミュニケーションを取って情報の抜け漏れを防ぐことができるといった面も、この仕事に向いていると判断されやすいでしょう。

 

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医師事務作業補助の面接で聞かれること・注意点

医師事務作業補助者の面接では、特に以下のような点を聞かれる傾向です。その際は答えに詰まらないよう、注意点も確認してみてください。

 

医療に対する心構えや知識について

医師事務作業補助者は、より医療の現場に寄り添った位置に立っています。そのため、医療に対してどのような意識を持っているか、どれくらいの知識があるのか聞き出す質問がされやすいでしょう。もし未経験の場合は、医療に携わりたいという熱意を伝え、すでに民間資格を取得している場合は、持っている知識をもとに答えるとスムーズです。

 

医療業界への理解

質問では業務に関わる健康保険制度や医療法規のほかにも、医療業界全体の動向について聞かれることもあります。そのため最新の情報収集や学習能力、柔軟性も問われるでしょう。そのため、普段から医療業界に関するニュースや制度の改正には気を配っておくと答えやすくなります。

 

医師事務作業補助の志望動機の例文

ここからは、医師事務作業補助者の志望動機を伝えるときに有効な例文を紹介していきます。

 

人と関わるコミュニケーション力をアピールした志望動機例

この仕事に必要となるコミュニケーション力をアピールするためには、「目立つ仕事ではないものの、縁の下の力持ちとしてスタッフたちと連携を取り、パイプ役として活躍した」といった経験が役に立ちます。また、これらのコミュニケーション力をアピールしたうえで、仕事と結び付けられるように伝えられると説得力が増します。

 

資格や経験をアピールした志望動機例

医師事務作業補助者の民間資格を取得している人は、その能力を存分にアピールすることがおすすめです。ほかにも事務仕事や書類作成の経験があれば、仕事に活かせるため必ず伝えるようにしましょう。すでに医師事務作業補助者として他院で経験を積んでいる場合は、直接アピールできるポイントになります。

 

さらに、医師事務作業補助者検定試験では、受験資格の1つとして6ヵ月以上の実務経験が必要です。そのため「実務経験を経て知識やスキルを磨き、医師事務作業補助者検定試験に合格することができた」といった内容も効果的です。

 

病院を選んだ理由をアピールした志望動機例

医療機関を選んだ理由を前面に出すことも、志望動機アピールとして有効な方法です。たとえば「病棟や外来、リハビリテーション室など多くの設備と部署を備えた貴院で働くことで、より多くのスタッフとつながりスムーズに業務を進めることにやりがいを覚える」といった方法もあります。

 

また、患者様との距離が近いことが特徴の医療機関では「より深く医療現場に携わることができ、患者様の健康を守り安心して治療に臨んでいただける環境を作りたい」という理由も志望動機の1つになりえます。ほかにも「スタッフの方々の負担を減らすべく尽力したい」という意思を話すことで、医療機関側には仕事に対する覚悟が伝わります。

 

医療・医師事務作業補助者と関わって感動したことをアピールする志望動機例

これは、実際に医療の現場に何らかの形で関わった経験から、感動したポイントを伝える例です。「貴院に身内が入院した際、医師や看護師の対応がとてもよく感動した」という内容は志望動機としても自然な内容です。

 

また、医師事務作業補助者は基本的に裏方の仕事であるため、患者様と直接関わる機会は少ないかもしれません。しかし「この仕事の存在を知ることで、医療機関が成り立っていると感じたため自分も力になりたいと思った」とつなげれば、仕事に真摯に向き合う姿勢を示せるでしょう。

 

医師事務作業補助者の仕事は、事務作業やスキル、医療に関する知識だけでなく、コミュニケーション力も必要な仕事です。医師の負担を減らし、質の高い医療を提供するためには欠かせない職種なので、多くの医療機関から必要とされています。もし自分が希望するのであれば、志望動機の書き方をきちんと整理して、仕事への思いを伝えられるようにしましょう。

 

 

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