看護助手の志望動機の書き方は?書く際のポイントと例文を紹介

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看護助手の志望動機の書き方は?書く際のポイントと例文を紹介

「小さい頃、看護師に憧れていた」、「人の役に立つ仕事に就きたい」、あるいは「できれば医療の現場の近くで仕事がしたい」など、看護助手を目指す人の動機は様々です。看護助手は医師や看護師と共に、時には医療チームの一員として活躍するスタッフですが、資格や経験がなくても仕事に就くことができるとあり、未経験者はもちろんのこと、元医療関係者や看護師経験者、看護師へのステップにと考えている人たちから密かに人気の職業です。40代50代から初めて看護助手で働き始める方も多く幅広い年齢層が活躍しています。

看護助手の仕事への就職・転職を考える方にとって、自分に合った求人探し同様、大きな壁となるのが履歴書の書き方。特に、志望動機は採用の決め手となるだけに、ポイントを抑えた書き方が重要になります。そこで今回は、看護助手の仕事に就くために、自分をどうアピールすればいいか、看護助手として採用されやすい履歴書の書き方のポイントをご紹介しましょう。

 

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【目次】

採用されやすい志望動機の書き方

志望動機の例文紹

志望動機の構成例

看護助手の志望動機にあたって書いてはいけないこととは?

志望動機の面接における伝え方

記事のまとめ

 

採用されやすい志望動機の書き方

希望の医療機関・施設から選ばれるためには、なぜ看護助手になりたいのか、その志望動機はとても重要です。仕事に対する意欲や看護助手の仕事が自分に向いていることなどをアピールするのが効果的。採用担当者に「この人を採用したい」と思わせるような志望動機にするには、どうすればいいのでしょうか。ここでは、採用されやすい志望動機の書き方のポイントをまとめてみました。

①なぜ、看護助手になりたいか、その理由を考える

看護助手の仕事や、仕事の現場で求められる能力をしっかり理解した上で、なぜ看護助手になりたいか、自分が看護助手に向いていると思う理由などをまとめる。

②看護助手の仕事に興味を持ったきっかけ(経験など)をアピールする

自身や家族、友人が入院中、あるいは通院・治療の際に、看護助手と関わった経験から、看護助手の仕事に憧れ、目指すきっかけになったなど、リアルな経験をアピールする。

③自分の個性や長所が活かせる仕事であることをアピールする

学生時代にマネージャーをやっていた、あるいは誰かをサポートをするポジションで大いに能力を発揮することができる、人と関わる仕事がしたいなど、看護助手として必要な要素があることをアピールする。

 

志望動機の構成例

看護助手として働くため、志望動機の書き方で悩んでいる方も少なくないでしょう。ここでは、書き方のポイントや例文をご紹介します。

書き出し

志望動機の書き出しには、看護助手として働くことを強く希望していることが、伝わる内容を書きましょう。

看護助手として働く際に、どのような強みを持っているのかアピールします。
また、看護助手としての役割を、どの程度理解できているか理解してもらえる内容を伝えましょう。

志望する理由や自身の強みについて、より具体的に伝えることが大事です。

志望理由

志望理由として、看護助手になりたいと考えるようになったきっかけについてアピールします。

例えば、自分自身や家族が通院や入院を通して、看護助手と関わった体験などです。

看護助手を目指そうと思った経験をアピールするのもいいでしょう。

実体験がない場合は、看護助手として働きたいと考えるきっかけになった出来事や自身の考えを、より具体的に書くことが大事です。

結論

結論では志望理由などを踏まえ、その病院を選んだ理由について説明しましょう。

看護助手として働ける職場は沢山ありますが、その中でなぜここを選んだのか、具体的な理由を述べることが必要です。

将来的なビジョンと、長期的に働きたいと考えていることも伝えます。

その際に、結論の中にも看護助手を目指した理由や、看護助手としてその病院でどのように働きたいかを、さらに熱意を込めてアピールすることも大切です。

 

志望動機の例文紹介

志望動機の書き方のポイントをつかんだところで、具体的にどのように書けばいいか、ここではアプローチの異なる4つのタイプの例文をご紹介しましょう。

<人と関わる仕事がしたいことをアピールする志望動機例>

『私が看護助手の仕事を選んだ理由は、人のお世話をすること、誰かの役に立てることに喜びを感じるからです。以前、介護施設でボランティアの経験をしたことがあり、その際に入居者の方へのちょっとしたサポートやお手伝いを感謝されたり、私との会話を楽しんでいただけたことにとても喜びを感じました。ボランティア最後の日には、施設長様から「今後も人を支える仕事に関わってほしい」と言うお言葉をいただき、看護助手の道に進もうと決意し、貴院の求人に応募いたしました。』

<資格や経験をアピールした志望動機例>

『1年半ほど〇〇病院で看護助手として勤務しておりました。日々、仕事に携わりながら、もっと患者様のお役に立ちたい、もっと医療と深く関わりたいという思いが強くなり、看護師免許を取得したいと思うようになりました。貴院は、働きながら勉強ができる環境が整っていると聞き、貴院への就職を希望いたしました。

仕事と勉強の両立に励み、1日も早く看護師として貴院に貢献できるようになりたいと思っております。勉強はもちろん、仕事にも真摯に取り組んで参りますので、何卒よろしくお願いいたします。』

<病院の経営理念に共感した志望動機例>

『貴院は自宅から近く、私自身をはじめ家族もお世話になっております。来院する度に、スタッフの方々が笑顔で生き生きと働く姿を拝見し、とてもいい印象を持っておりました。また、ご高齢の患者様に対する丁寧な対応や、患者様を第一に考えた医療を提供している貴院の病院としての取り組みに共感し、ぜひこちらで働きたいと思い求人に応募いたしました。看護の仕事はやりがいも大きいですが、同時に人の命に関わる職場となるため、責任も大きな仕事であるという自覚をしっかりと持ち、貴院の患者様をはじめ、医師や看護師の方々にも必要とされるような看護助手になりたいと考えております。』

<看護師・看護助手にされて感動した経験談をアピールする例>

『私は子どもの頃、入院を経験しました。幼かったこともあり、心細さと不安な気持ちでいっぱいだった私を気遣い、励まし、勇気づけてくれたのが、看護師さんや看護助手の方でした。その時、看護師さんや看護助手の方への感謝の気持ちを持つと共に、生き生きと働く姿に憧れ、私も将来不安な気持ちを持つ患者様のお役に立ちたい考え、その想いを叶えるために貴院の求人に応募いたしました。』

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看護助手の志望動機にあたって書いてはいけないこととは?

看護助手は必須の資格はありません。そのため、無資格・未経験の求人も多くあります。しかし、志望動機として無資格や未経験でも働くことができるからという、漠然とした理由は説得力がありません。

看護助手としての役割を、理解できていないと受け取られるような志望動機は書かないようにしましょう。看護助手は、無資格でも人の役に立つことができる仕事です。志望動機が、ただ人の役に立つ仕事がしたいということだけでは、看護助手として働きたい明確な理由にはならず、説得力に欠けます。具体的に看護助手として働きたい理由を述べましょう。

志望動機を相手に伝わりやすいように、簡潔に書くことは大事ですが、短すぎる志望動機は逆効果です。熱意とやる気が伝わるような内容を心がけましょう。

志望動機の面接における伝え方

面接で志望動機を伝える場合は、結論を最初に伝えましょう。その後に、きっかけとなったエピソードなどを話します。

また、伝えたい内容を一気に話さないように気をつけましょう。面接官から質問を投げかけてもらいやすいよう、できるだけコンパクトにまとめます。

13分程度を目安にまとめるとよいでしょう。一般的に、1分で話す文字数は約300字前後が適切と言われています。

 

また、曖昧な表現は避け、やる気や自信が伝わるよう強い思いを言葉で示しましょう。しかし、自己成長を図りたい、経験を積んでもっと勉強がしたい、というような自己都合の主張になってはいけません。いかに自分の強みを、その会社で活かすことができるかを明確に伝えましょう。

記事のまとめ

看護助手は、未経験でも医療チームの一員として医療の現場の近くで仕事に携われるため、やりがいのある仕事の一つとして、近年求人の競争率は高くなっています。元看護師、あるいは看護助手の経験者が、より良い条件を求めて転職するケースも増えております。未経験者が希望通りの条件、あるいはより良い条件で就職するためには、履歴書対策は必須です。

ライバルたちに負けないよう、志望する就職先をしっかり研究し、対策を講じましょう。看護助手のお仕事は、20代~30代の方だけでなく、40代~50代と幅広い年齢層が活躍しております。無資格・未経験の方でも40代・50代から挑戦している方も多い職種です。

今までの家事や育児の経験、接客業等コミュニケーションスキルが活かせるお仕事です。

<看護助手のお仕事内容を動画でご紹介>

 

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