医療業界で働く前に!知っておこう医師国保について☆

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目次
求職者の方からのある質問・・・
意外と知らない?医師国保ってどんな保険?
メリットとデメリット

 

≪求職者の方からのある質問≫
新卒から人材サービス会社に入社して早7年目・・・
今まで、お仕事を探されている求職者の皆様方に聞かれる質問の中で
特に多かった「医師国保って実際どうなんですか??」という質問について掘り下げたいと思います。

 

雇用条件を記載した求人票の中で、特にみなさんが気にされるのは
給与や賞与、手当など、お金に直結するものだと思います。
ただ、忘れてはならないのは、「保険料」です。

正直、給与明細を見るとがっくしきちゃいますよね・・

(ほとんど税金に消えとるがな)とも思いますが
病気になった時に経済的に守ってくれるのは健康保険ですし
将来働けなくなった時の生活保障のための老齢年金のおかげやで・・
と自分に言い聞かせましょう・・・(泣)

 

さて、本題に入りますが
実際お仕事を紹介する中で
「こちらのクリニックは医師国保ですか?」、「社会保険には入れますか?」
といったご質問をいただくことが多いです。


医師国保に入れる方はどういった方なのでしょうか?

まず医師国保に加入できるのは、地区もしくは大学医師会に所属する医師とその家族や従業員です。

従業員数が5人以上のクリニックや医療法人の場合は、社会加入が義務付けられていますが、
5人未満の事業所においては社会保険加入の義務がないため、クリニックの多くは、事業所の保険料負担がない医師国保を選択しているのが現状です。

 

また、保険料は医師国保は国民健康保険(国保)と比較して、収入に関係なく一定の金額であり、医師にとっては、収入に応じて保険料が決まる国保よりも保険料が割安です。
ただし、従業員とりわけ医療事務員にとっては、医師国保の保険料はいっぱんの社会保険料よりも割高になっているケースが多く見られます


○メリットとデメリット

医師国保加入のメリットとしては、国保と異なり傷病手当金や出産育児手当金などの支給があります。
デメリットでいうと、自家診療分(自分が務めるクリニックに受診してもクリニック側は診療費)を保険者に請求できないというため、
自分が務めるクリニックでの診察は避けて欲しいと院長先生から要望が出るかもしれませんね。
また、世帯全員が医師国保に加入しなくてはならないので、同世帯で国保の方がいれば医師国保に変更する必要があり、
医師国保は扶養親族が増えると保険料が増加するため、保険料が割高になる可能性があります。

 

最後に・・・

派遣であれば、人材派遣会社の社会保険に加入できますが、紹介や紹介予定派遣で医療機関の直接雇用になれば、医療機関側の保険に加入になります。
求人を紹介するエージェントやアドバイザーはたくさんの情報をもっていますので、ぜひ確認してみてください。

従業員数が明らかに5人以上のクリニックでも、設立時5人以下で医師国保を選択している場合は、
社会保険加入条件を満たしてもそのまま医師国保を継続できる制度もありますので、見かけだけでは判断できません。

 

 

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