『医療事務、今後のニーズは?』

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医療事務は、医師や看護師が効率的な医療活動を行う上で、なくてはならない存在です。「資格やスキルがあるとライフスタイルが変わっても長く勤められる」、「病院は全国にあるから復職しやすい」、などの理由から女性に人気の高い仕事。今回はそんな医療事務のお仕事の“今後”にスポットを当ててみました。

 

 

【目次】

まずは医療事務のおさらい

医療事務の『今』

医療事務の『未来』

■まずは医療事務のおさらい

1.どんなお仕事?

医療事務の今後を知る前に、まずは医療事務のお仕事についておさらいしておきましょう。
医療事務のメインの仕事は、診療報酬(医療機関が診療で得られる収入)の請求事務。いわゆる医療機関の経理・事務です。医療機関の収入を左右する責任ある仕事を任されるだけに、専門的な知識や技術が求められます。さらに、受付や会計といった患者様と接する業務に携わることも多いことから、医療機関の『顏』的な存在と言われています。

2.どうして人気なの?

医療事務の人気の理由はいくつかあります。まず、勤務先の選択肢が広いこと。病院や診療所、クリニックや歯科医院、調剤薬局や介護施設といった医療機関はもちろんのこと、大企業内の医務室や医療事務の派遣会社など、活躍の場は実にさまざま。さらに、雇用形態が多様化しているため、自分のライフスタイルに合わせて勤務できること、景気に左右されない安定した仕事であることも人気の理由です。

 

■医療事務の『今』

 

比較的難易度が高くないことから、『医療事務』の資格を取得している人、あるいは目指す人は少なくありません。さらに、結婚や出産など、ライフスタイルの変わりやすい女性にとって、働きやすい形態ということもあり、長期間勤務する人も多く、医療事務員を補充するための求人がなかなか出ないという医療機関もあります。でも、決して求人が少ない訳ではありません。というのも医療制度の改革やIT化など、医療事務を取り巻く環境は変化しており、よりレベルの高い知識や技術を持った人材が必要になっていることから、医療事務への期待はますます大きくなっています。

 

■医療事務の『未来』

 

超高齢化社会に加え、ストレス社会でもある日本では、健康維持や健康回復、あるいは、生活習慣病の治療や予防のために医療機関を利用する人は増えています。高齢化社会の受け皿として介護施設が増えていることに加え、病床を増やすなど規模を拡大する医療機関も少なくありません。
介護施設や医療機関が増えればそれだけ医療事務も必要になる。さらに、医師不足から医療行為がスムーズに進むよう、さまざまな事務業務をサポートする医療事務や医師事務などの需要は増えています。こうした状況からも、医療事務のニーズは今後も高まっていくと言えるでしょう。

今後も人気が続くと見られる医療事務ですが、時代とともに求められる能力が高まっていくのも事実。医療機関への就職に強い日本医療事務協会認定の『医療事務検定試験』に合格したり、厚生労働省認定の『診療報酬請求事務能力認定試験』などのレベルの高い資格を取得しておくと、今後は大きな強みになるでしょう。

 

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