★注目職種★『ドクターズクラーク』というお仕事はご存知ですか?

医療現場の最前線で働く、『ドクターズクラーク』というお仕事は皆さんご存知でしょうか?
通称『医師事務作業補助者』です。読んで字のごとく、医師が行う事務作業をサポートする職種です。
今注目されているお仕事なのに、実はなかなか知られていないドクターズクラーク。
今回はこちらを皆さまにご紹介します*
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Q1.どうしてドクターズクラークが出来たの?
ドクターズクラークは2008年に、治療や診察といった医療行為以外にも、さまざまな事務業務をこなさなければならない多忙なドクターの業務負担を減らす策の一つとして配置されました。
医師不足問題を解消するいわば救世主として、現在ドクターズクラークを必要としている病院が多くなってきています。安定感のある医療業界の職種の中でも、今後需要が増えてくる職種です。
Q2.仕事内容は?
お仕事の内容は、診察や治療に関わる事務業務が中心です。
病院によって業務内容は異なりますが、その仕事の内容は大きく分けて、以下の4つです。
①医療文書の作成代行
診断書や処方箋、紹介状などの作成や、入院に関わる事務業務などを行います。
②カルテなどの代行記載・入力
紙のカルテや電子カルテの記載・入力の代行や、処方箋のオーダー支援業務などを任されます。
③医療の質を高める業務
診療や治療に関するデータの収集や管理、院内の統計業務など、
ドクターがより質の高い医療を提供できるようサポートします。
④行政への報告業務
医療事故や医療過誤を防ぐためのインシデントレポートの作成や、
感染症に関する情報の収集、検証・分析を行ないます。
Q3.大変なことはなんですか?
具体的には、「多様な職員との連携」「患者の命と関わる緊張感」「地道な作業の連続」です。
病院では医師をはじめ、看護師や検査技師、医療事務スタッフなどさまざまな職員が働いており、ドクターズクラークは、そんなメンバーたちの橋渡し的な存在でもあるのです。時には医師と他の職種の人たちとの板挟みになることもあるかもしれません。多様な職員と連携しながら仕事を進めることには、やりがいがあると同時に難しさもありますが、みんな目的は同じで患者をサポートするために協力して働いています。
また、ドクターズクラークは、直接治療をするわけではありませんが、患者の命と間接的に関わっています。些細なミスであっても患者の体に影響してしまう場合もあり緊張感や難しさを感じることもあります。そして、医療に関わる仕事である以上、勤務先によっては人の死に立ち会う可能性もあります。
最後に、ドクターズクラークの仕事は、医師に指示された通りに事務作業を行うことです。場合により与えられたことを地道にコツコツと行うことに単調さを感じたり、人の指示で動くことに抵抗を覚えたりする人はストレスを感じてしまうかもしれません。
Q4.どんな人にオススメの職種ですか?
★集中して作業できるお仕事をしたい方
ドクターズクラークは、基本的に患者様の対応はありません。業務に慣れるまでは専門用語を覚えたり、大変な事もありますが、決められた業務を黙々とやりたい!という方にオススメです。もちろん急な業務の依頼など、対応力は求められます。
★事務経験・パソコン操作がスムーズに行える方
ドクターズクラークの業務の中心はパソコンを使った事務業務です。その為、入力業務にスピード・正確性が求められる現場です。医療業界のご経験はなくとも、今まで培ってきたパソコンスキルを存分に発揮できる職種です。
★接客業や秘書・一般事務から転職して、医療業界で働きたい方
医療機関では年代や立場に関係なくさまざまな人たちとの円滑なコミュニケーションが必要になります。「報告、連絡、相談という社会人の基本を大切に考えられる方」、
Q5.1日のスケジュールは?
ドクターズクラークは医療現場に欠かせない存在であり、今後さらに活躍の機会が増えると予測されます。他の医療関連の仕事と比較して前職が活かせたり、未経験でもチャレンジしやすい職種です。また、ステップアップとして診療情報管理士資格取得を目指している人にもオススメです。まずはどんな働き方があるのか、求人を見てみませんか?