大人もかかる溶連菌感染症の症状・治療・予防について

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大人もかかる溶連菌感染症の症状・治療・予防について

冬本番。イベントの多いこの時期、外出が増える方も多いはず。でも、ご注意ください。冬の到来とともにやってくるのは楽しいイベントだけではなく、感染症が流行する季節でもあります。溶連菌はその代表選手。「子どもが掛かる病気ね」と思われがちですが、実は大人も感染します。

今回は、溶連菌に感染するとどんな症状が現れるのか、どんなことに注意すればいいかご紹介しましょう。

 

 

【目次】

 

溶連菌ってどんな病気?

溶連菌は正式には「溶血性連鎖球菌」と呼ばれる細菌で、主に喉に感染し、様々な症状を引き起こします。喉から感染する細菌は色々ありますが、ここでは溶連菌の特徴についてご紹介します。

その1:流行時期と感染経路

溶連菌が活発に活動を始めるのは11月から4月ですから、まさに今が、要注意時期です。感染経路は、感染者の咳くしゃみで飛び散った菌を吸い込んでしまう飛沫感染と、タオルや食器などを通して感染する接触感染の2種類があります。

その2:潜伏期間と症状

溶連菌の潜伏期間は約2~5日と言われています。最初に現れる症状は、人によって異なりますが、発熱(38~39℃)やのどの痛みのほか、手足に小さな赤い発疹が出たり、舌の表面に赤いぶつぶつができたり(苺舌)します。風邪の症状のように咳や鼻水が出ないのがこの病気の特徴です。

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溶連菌に感染したら、どうすればいいの?

溶連菌が疑われるような症状が現れたらすぐに医療機関を受診しましょう。基本的には抗生物質を飲み始めてから24時間経過すれば感染力はなくなると言われており、症状も2~3日で治まります。確実に溶連菌を退治するためには、薬は最後まで飲みきること。症状が治まったからといって薬の服用を途中でやめてしまうと、再発し、急性腎炎やリウマチ熱、血管性紫斑病、中耳炎、気管支炎などの合併症を引き起こすなど重症化してしまう危険もありますから、十分注意しましょう。
人混みに出る機会が多いこの時期。外出時にはマスクを着用し、外出先から戻ったら手洗いうがいを欠かさないなどの予防もしっかり行いましょう。

 

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