『この時期、ノロウイルスの感染にご用心!』

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冬はインフルエンザなど感染症が流行する季節。年間を通して感染の危険があるノロウイルスも、12~2月に感染のピークを迎えます。乳幼児から高齢者まで、年齢に関わらず誰でも感染してしまうこの厄介なウイルス。もしもの感染に備え、今回は症状や対処法をご紹介しましょう。
 

■ノロウイルスってどんな病気?

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ノロウイルスは、インフルエンザ同様、冬場に多く発生します。主な感染源は二枚貝。生食や調理の際の加熱不足によっても感染します。この他、経口感染(ウイルスが付着している飲み物や食べ物を口にすることで感染)や、飛沫や空気感染(感染した人のくしゃみや空気中に舞い上がったウイルスを吸い込むことで感染)などがあります。感染力が非常に強く、人が多く集まる学校や各種施設などでは集団発生する危険があるので注意が必要です。さらに、一度かかっても抗体ができるわけではないので、何度も感染してしまうのもノロウイルスの特徴です。
 

■どんな症状が出るの?

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ノロウイルスの潜伏期間は12~48 時間。感染すると吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。通常は3 日以内(長くても1週間程度)に回復しますが、重症化すると痙攣や腸重積(腸管の一部が腸管腔内に入り込み激痛を起こす病気)を引き起こすこともあるので油断は禁物です。
 

■感染したらどうすればいいの?

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インフルエンザのように予防のためのワクチンがないことに加え、ノロウイルスには特効薬がないため、現れた症状に対して治療を行う“対症療法”を行うしかありません。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると重症化してしまうので、注意しましょう。感染すると嘔吐や下痢を繰り返すケースが多いため、脱水症状を起こしやすくなるので、こまめな水分補給を心がけましょう。また、嘔吐した場合は、嘔吐物によって気道が塞がってしまうこともあるため、注意深く観察することも必要です。ノロウイルスは感染者に対するケアも大切ですが、看護する側にも二次感染を防ぐための注意が必要です。嘔吐物や排泄物には大量のウイルスが含まれているので、処理する際には十分注意しましょう。
 

<嘔吐物や排泄物を処理する時は、こんな点に注意!>

空気感染の危険もあるので、処理を行う人以外は汚物には絶対に近づかないこと。患者様の中には待合室で吐いてしまう方もおられます。医療事務員が処理を行う場合は、使い捨ての手袋やエプロン、マスクなどを着用し、衣服や体に付着しないよう注意しましょう。また、処理後は十分な換気や洗浄・除菌に加え、念入りな手洗い・うがいも忘れずに!
 
 
ノロウイルスは、同じ時期に流行るインフルエンザのように予防注射で防ぐことができません。外出時にはマスクを着用し、手洗い・うがいを徹底し、感染しない、させないよう注意しましょう。
 
 

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