看護師の志望動機や履歴書・面接対策のポイントや実例・NG例を紹介

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看護師の志望動機や履歴書・面接対策のポイントや実例・NG例を紹介

看護師として新卒から就職活動をするにも、また転職をするにも履歴書の書き方は重要です。履歴書の内容によって、採用を左右されることは多いのです。今回は基本的なポイントやマナーをはじめ、看護師の採用につながりやすい履歴書の書き方を紹介します。

 

【目次】

看護師の履歴書の書き方 

看護師の履歴書の基本情報

看護師の履歴書は手書きがいい?パソコンがいい?

看護師の履歴書に記載する志望動機の例

看護師の履歴書の良い例

看護師の履歴書の悪い例

看護師の履歴書のマナー

 

 

看護師の履歴書の書き方 

 

8月25日コラム

 

①氏名、生年月日

氏名を書くときは、ふりがなを含めて大きめに書き、生年月日の年号は学歴・職歴で使用する西暦か和暦のどちらかに合わせます。

 

②住所、連絡先

現在の住民票が存在する住所を記載します。

 

③学歴、職歴

学歴は中学卒業から書きます。職歴が病院の場合は「勤務」「退職」と記載しましょう。

 

④資格、免許

取得した資格は古いものから正確な名称で書き、年月は証書に記載された年月とします。

 

⑤志望動機

なぜこの病院を志望したのか、病院の方針などを交えて具体的に記載します。

 

⑥本人希望欄

希望する診療科、雇用形態などがあればこちらに記載しておきます。

 

看護師の履歴書の基本情報

履歴書の種類

履歴書の書式は、基本的に日本工業規格(JIS)にて規定されています。この規格では、高卒や大卒などの学歴や社会人となってからの職歴の記載欄が大きく設けられており、志望動機などのスペースは小さめになっていることが特徴です。JIS規格以外には、退職理由や自己PRなど自由に記載できるスペースが設けられている転職用、またパートやアルバイト用に勤務時間帯や曜日などの記載ができるものもあります。

 

履歴書の形式

パソコンで履歴書を作成する場合は、WordExcelPDFといったファイル形式でテンプレートが提供されていることがほとんどです。サイトによっては形式や種類ごとにダウンロードできるところもあるため、自分に合った形式をダウンロードするといいでしょう。

 

履歴書のサイズ

JIS規定の履歴書のサイズは2つ折りでA4(開くとA3)、もしくは2つ折りでB5(開くとB4)2種類が基本となっていますが、就職用や転職用では2つ折りでA4サイズのものを使用することが一般的です。大きなサイズであれば多く書き込みできる利点もありますが、面接者が履歴書を管理するときにA4(開くとA3)サイズの方が取り扱いしやすい理由も挙げられます。

 

看護師の履歴書は手書きがいい?パソコンがいい?

履歴書の書き方は面接先の病院が人材に何を求めるかで変わってきます。基本的には手書きとパソコンどちらでも構いませんが、あえてどちらかを指定するケースも珍しくありません。手書きを指定して人材の個性を見抜く場合もありますし、パソコンでの作成なら主に経験やスキルなどの情報を主に見たいという場合があります。

 

 

ファイルを持つ女性

 

 

看護師の履歴書の注意点

看護師の履歴書で注意すべき点は、基本的に一般的な履歴書を書く際の注意点と同じです。年号を西暦か和暦かいずれかに統一すること、修正テープなどは使わないこと、住所を記載する際には都道府県から書くといった基本的なことを意識してみてください。ほかにも、看護師資格など各種資格は正式名称を書くこと、面接先は「貴院」(法人の場合は『貴法人』、民間会社の場合は『貴社』)と記載することなどにも注意しましょう。

 

看護師の履歴書に記載する志望動機の例

 

新卒や未経験なら自分が目指す看護師像をアピール

新卒もしくは未経験である場合は、人柄や看護師としての心意気も重視されます。そのため自身がどのような看護師になりたいか、また病院の特徴を挙げて選んだ理由について書くといいでしょう。志望動機を記載する際も病院に対する熱意が伝わるように意識することがポイントです。

 

転職者は病院で自分が活かせるスキルを記載

社会人経験を経て別の病院から転職する場合、病院側はその人の持つスキルや経験をどう活かせるかを見ています。そのため、履歴書にはこれまでの経験や具体的なビジョンをわかりやすく記載しましょう。自分のスキルや経験を活かすにはどうすべきかも併せて伝えることも意識してみてください。

 

ブランクなどがあっても経験豊富な場合は即戦力アピール

ブランクがあったとしても前の経験が豊富である場合は、その経験を存分に履歴書でアピールしましょう。ほかにも熟練の技術や知識により即戦力として働けることも記載してください。また、今後のキャリアアップについても見越した内容を記載することで、向上心のある人材と判断してもらいやすいでしょう。

 

看護師の履歴書の良い例

自分の長所や経験・スキルを具体的に書く

自己PR欄などでは、自分のどのような点が優れているかを具体的に書くようにしましょう。また、経験やスキルは担当した診療科や具体的な業務経験などをすべて書いてください。その際は簡潔でわかりやすく書くことを意識することがポイントです。

 

志望動機はその病院ならではの内容を

志望動機を書くときは、なぜ病院を選んだのかという理由が伝わるように内容を精査します。たとえば、その病院が内科に定評があるなら、内科で経験を積みたい旨や深く学びたいといった理由を具体的に記載しましょう。

 

希望する診療科やキャリアプランは明確に

これまで勤務していた診療科から転科する場合だけでなく、新卒で配属したい診療科がある場合は、その理由も含めて具体的に記載すると熱意や説得力が出る履歴書になります。また、将来のキャリアプランについても明確にしておくことで、看護師としての志をしっかり持っていることが伝わるでしょう。

 

看護師の履歴書の悪い例

自分の強みをアピールできていない

自分が看護師として何ができるか、どのような看護師を目指すかといった内容は自身の強みとなります。そのため強みがアピールできずに単に志望した旨だけを記載すると、面接官は病院でどう働いてもらうかのビジョンが見えにくくなります。もし自分に短所がある場合は前向きな改善策も併せて書くようにしましょう。

 

どの病院にも共通する志望動機を使い回している

志望動機をどんなに頑張って書いたとしても、あえてその病院を選んだ理由が記載されていなければ、十分な説得力はありません。たとえば、単に「内科を希望します」という内容では、内科がある病院ならどこでもいいと取られかねないのです。書くときは、前述のようにその病院が内科に特化しているからという理由を書きましょう。

 

待遇や給与面の希望を強く押し出している

勤務するうえで待遇や給与は重要なポイントですが、履歴書でその面ばかりを強調していると、あまりいい印象を与えません。あくまで希望欄は雇用形態などの希望がある場合にとどめておき、待遇・給与に関しては面接の際に相談しましょう。

 

看護師の履歴書のマナー

郵送するときのマナー

履歴書を封筒に入れるときには一番上から送付状・履歴書、その下に各提出書類が来るようにしてクリアファイルに入れます。送付状は「拝啓」「敬具」と文頭の挨拶文をつけ、送付書類の内容を明記するほか送付日と名前を最後に記載しましょう。封筒の宛名では、縦書きかつ番地などは漢数字に統一します。その際に併せて「履歴書在中」と赤字で書きましょう。

 

手渡しするときのマナー

面接時に履歴書を手渡しする際も、クリアファイルに入れた書類を封筒に入れます。ただし、持ちあるときに折れないように注意しましょう。そして、送り状や宛名はなくてもいいですが、封筒の裏面には誰の書類かわかるように住所・氏名を記載します。

 

メールで送付する際のマナー

履歴書をデータとしてメールに添付する場合は、メールの件名を「履歴書ご送付について」など目的がはっきりわかるように入力し、その隣には氏名を添えておきます。またメールの文面は、挨拶文や添付ファイルの内容など簡潔に記載しましょう。履歴書のファイル形式は、簡単に改変できないようにPDFに変換することが望ましいです。添付する際のファイル名は「履歴書」と記載し、提出する日付や氏名をつけるとわかりやすいでしょう。

 

看護師の履歴書は、基本的な書き方やマナーを押さえることはもちろん、看護師として前向きな姿勢や熱意、経験やスキルのアピールをしてどのような力になれるかを正確に伝えることが大切です。履歴書の書き方によって、その人と一緒に仕事がしたいかどうかの印象が変わるため、手を抜かずにチェックしましょう。

 

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